+2.6万円 2020年4月6~10日の週間損益。ダウとドルインデックスの逆相関が続く

今週はアメリカがコロナの増加数で初めてピークアウトの徴候を示したことから米株が買われました。一方で米の雇用保険申請者数は先週よりもさらに悪化した661万件でしたが、FRBが新たな措置で最大2.3兆ドルの融資提供するとの発表が好感され米株は続伸しました。

 ダウとドルインデックスの推移 

米株の暴落を受けて激しいリスクオフだった為替相場ですが、最近では米株の戻しを受けてかなり落ち着いてきました。震源となった米株と各通貨がどの様な相関をしているのかを見てみました。

ダウ・ドル/ユーロ/円インデックス、日足(4/17)

ドル需要のひっ迫が正常化し始めた3/20以降においては、ドルはダウと逆相関での推移です。この期間、円はドルと同様の動き、ユーロは一方的に下落傾向。主要3通貨は概ね下落傾向(ポンド・オージー・NZなどが上昇)。

ドルインデックスは依然高水準で下げ余地が大きいので、このままダウが回復するのであればさらなるドル安が進むと考えられます。円はドルと同様の動きをしていることから方向性は微妙なもののリスクオン相場(ドル安・円安)では若干下落する傾向がある模様。このためドル円はよっぽどリスクオフセンチメントが改善されない限りは大きな動きの期待は薄そう。

また、ユーロは一貫して下落傾向なものの、ダウの上昇に伴うドルの下落のほうが急であることからダウが上昇するのであればユーロドルは若干上昇しそうです。

ダウ上昇局面ではドル売り・准主要通貨買いが一番有利と考えられます。同じ理由で円売り・准主要通貨買いも良さそう。

ダウ、日足、フィボナッチ

では肝心のダウはどうなのかを見てみると、コロナはようやくピークアウトの徴候を示し始めたばかりで経済的な影響が本格化するのはこれからなのですが、既に50%戻しラインをトライしている状況です。元々下げ過ぎだったので上げるのも早いのでしょうが、流石に50%ラインは意識されて一旦調整してもおかしくない水準なので今焦って買う必要はないように思えます。61.8%水準も暴落時に一旦弾いているので抵抗線として意識されそう。

コロナが落ち着けばその内全戻しするのでしょうが、経済封鎖すればするほどピークが下がる代わりに影響は長引くことから、下半期になればすぐにV字回復に向かうとは考えにくい状況に思えます。

無制限QEや利下げの影響が強ければ不況下の株バブルで早ければ夏、封鎖が長引くようであれば早くとも年末くらいまでかかるのではないでしょうか。その頃になればワクチンや薬などが開発されてコロナは無くならないにしてもパニックは完全に払拭されそうです。それで株が戻してもやはり経済が完全に戻すには更に時間がかかりそうなもの。一体何億人が失職するのでしょうか。。隠蔽してパンデミックを引き起こした中国共産党と、これを助長したWHOの責任は重大です。

 来週の経済指標 

今週の経済指標。木曜日の米とカナダの雇用が酷い数値でした。今後の景気悪化が見込まれますが、それでも米株は上昇。cisさんの「景気と株価はまったく関係ないのよ」という発言が印象的でした。

4/6 Mon 結果 予想
 GBP 建設業購買担当者景気指数 (3月) 39.3 44.0
4/7 Tue
 AUD 政策金利発表 (4月) 0.25% 0.25%
 USD JOLT求職 (2月) 6.882M 6.600M
 CAD Ivey購買部協会指数 (3月) 26.0 41.0
4/8 Wed
 USD 原油在庫量 15.177M 10.133M
4/9 Thu
 GBP 国内総生産 (前年比) 0.3% 1.1%
 GBP 製造業生産 (前月比) (2月) 0.5% 0.1%
 USD 失業保険申請件数 6,606K 5,250K
 USD 生産者物価指数 (前月比) (3月) -0.2% -0.4%
 CAD 雇用者数 (3月) -1,010.7K -350.0K
4/10 Fri 欧米祝日、聖金曜日
 USD コアCPI (前月比) (3月) -0.1% 0.1%

来週の経済指標

1/15 Wed
 21:30 USD 小売売上高 (前月比) (3月)
 23:00 CAD 政策金利発表
1/16 Thu
 10:30 AUD 雇用者数 (3月)
 21:30 USD 建築許可件数 (3月)
 21:30 USD 失業保険申請件数
 21:30 USD フィラデルフィア連銀製造業景気指数 (4月)
1/17 Fri
 10:30 AUD 小売売上高 (前月比)
 11:00 CNY 国内総生産(GDP) (前年比) (Q1)
 11:00 CNY 鉱工業生産 (前年比) (3月)
 18:00 EUR 消費者物価指数 (前年比) (3月)

米の雇用は引き続き注目ですが、既にかなり悪いことを織り込んでいるので1,000万件の大台でも出さない限りは大きな要因にならなそうです。それよりも安すぎる原油の動向がそろそろ注目されそうな気がします。

 FX裁量トレードの週間損益 

DMM FX、約定履歴

+26,356円。既にドルをかなり売っているので利益を出すよりも含み損を減らすことに注力しております。ポンドドルと豪ドル米ドルの押し目買いをしたいのですが、なかなかチャンスが来ないまま。このまま米株が上げ続けるとは思えないものの、中期的にはコロナのピークアウトでドル安傾向が続きそうなのでドルを買う気も起きずひたすら様子見。

 2020年の損益と含み損益の推移 

FXの恐ろしき含み損とそれでも利益をあげられる(予定の)仕組みを可視化するため、2019年からグラフを作ることにしました。数字の単位は千円で、FXの裁量トレードのみの結果です。MT4 EA、IPO、米国株、BTC、CFDなど他の投資損益は別途、PC版ブログのサイドバーに公開しております。

ドル売りを沢山持っているので含み損が上下しますが利益は伸びておりません。その内さらにドル安が進んで含み損が消えてくれれば万々歳です(そう簡単には行かない、いつも)。取り敢えずしばらくは様子見、米株を買うチャンスがなかなか掴めずヤキモキな日々です。

ちなみに2019年は以下。

年始から300万近くの含み損を抱え、解消できないまま年末まで行ってしまったので節税のために切りました。それだけ損切ってもなお500万円ほどは利益が出たので2019年は大成功の部類です!それもこれも前年の大損の反省から年始に始めたメルマガのおかげ!声を大にして言いたい!「ありがとーーーーーーーっ!!」(p.s. 今年もヨローーー!!!)

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西原宏一のシンプルFXトレード