FIREは自由時間が多い反面、給与が貰えないのでお金の心配が尽きません。
我が家では基本的な生活費のみTochi(無職)とPuchi(有職のパートナー)とで折半し、それ以外は別々の財布で生活をしています。
これまで6年間の生活費は月平均10.1万円、この内食費は平均5.7万円でしたが、2023年はインフレなどの影響で月平均12.5万円と過去最高の出費になってしまいました!
さて、FIRE7年目となる2024年は優待クロス投資を開始して生活費の圧縮を試みましたが、結果はどうだったのでしょうか?
FIRE7年目、2024年の生活費。優待クロスの効果は?
家計簿のまとめが以下です(Tochi負担分の項目のみ)。
FIRE7年目は月平均9.8万円、この内食費は平均6.1万円、年間総額は118万円でした(下図)。
ん?去年よりも大分減り、ほぼFIRE後の平均にまで下がってるぞ!
2024年の毎月の出費グラフ
食費(灰色線)は大体月に4-7万程度の様です。恐らく2人と犬1匹にしてはやや多目ですが、これはたまに行く外食が影響しているのではないかと思われます。我が家の面々は食べるのが大好きなので、FIREだからと言っても特段節約を意識はしていません。
6月から優待クロス投資を始め、実際に食事券やクオカードなどの優待品が届き始めたのが9月以降(黄色の右矢印部分)。やや食費が下がった感はありますが、一方で優待クロスの貸株料等の経費が含まれている娯楽費(黄色線)が同じくらい増えているので全体の支出が節約できた様子は全くありません!(詳細は下部にて)
月によって突出するのは雑貨(オレンジ線)です。昨年はPC周りの環境整備費用がかさみました。以下のような物を買いました。
4月:PCのスピーカー(ウーファー)
5月:PCのモニター、ノートPCクーラー
6月:千葉旅行(娯楽費、黄色線)
パソコンをしながら音楽を聞くことが多いのでスピーカーを良いのに変えようかと思ったのですが、低音を再現するならウーファーが重要ということで初めて購入(下図)。音楽が別物に!キモテイー(笑)
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しかも謎なのが、今まではラインケーブルでスピーカーとPCを繋いでいたのですが、安いプリアンプを挟んで光ケーブル接続に変えたら音がかなりクリアになりました。PCに内蔵のプリアンプは相当に性能が悪いのかも?
モニターはチャートを沢山見るために4枚使っていたのですが、4K2枚ならもっと沢山映せるし机がスッキリすると思って買ったのですが、何とPC内蔵グラボの性能が追いつかずカクカクする羽目に・・。むしろ使用感が悪化してしまったので今年はPCを交換予定でまた出費がかさみそうです。
千葉旅行はPuchiが中型バイクの免許を取ったので初めての遠出となるツーリングツアー with わんこ。
千葉は道が空いててバイクで走るのが気持ちいー!
界隈では有名らしきフォトジェニックポイントにも寄ってパシャリ!
Puchiはトリッカー(写真左)がいたく気に入った模様(え、ハンターカブ(右)とほぼ一緒じゃね?)
個人的にはたまたま寄った館山市の喫茶店、「エスブリュート」が千葉市の「マダム・ボンボニエール」から仕入れているらしきケーキが美味すぎて忘れられない・・。
ブルーチーズ入りのチーズケーキもうまうま~。絶対また食べたい!
と・・話を戻し、これまで7年間の生活費の推移をまとめてみました(下図)。
FIRE7年間の生活費まとめ
平均で大体年間120万円程度で生活費が賄えているようです。
また、年間生活費の変動は主として食費ではなく高額な雑貨購入の有無に依存することが伺えます。
昨今話題のインフレはどうでしょうか?一番分かり易い食費の推移で見てみました(下図)。
やはりコロナ(3年目の2020年)以降、(世界中で無駄にお金をばら撒いたせいで)インフレが起きて食費が大きく上昇していますが、何故か昨年は下がった模様。
この原因を探るために食費の細目を見てみます(下図、3年目以降分のみ)。
ずっと上昇傾向だったスーパーでの買い物と外食が昨年に限り毎月2-3千円ずつ下がったことが主な要因のようです。最近はコメが2倍くらいになってますし、何でも値上がりしている中でこの結果だったのはやはり優待クロスの恩恵だと考えられます。但し、優待クロスは経費が月平均で5千円ほど掛かっているので、差し引きトントンで節約には一切なっておらず!
それもそのハズ、食費が月6万だとすると1食は2人で千円弱という計算になります(我が家は1日2食)。優待の食事券などは大体2割くらいの経費で取れていますが、外食だと高く付き2人で4-5千円位はしますので、外食の実支出は4-5千円×2割=800~1000円となり、家食とほぼ変わらず節約には全く寄与しておりませんでした!
まぁ、外食は楽だし普段食べないものを色々食べられて楽しいからそれでも別に構わないのですが、優待が使えるファミレス系だとカロリーが爆発するし原産国もヤバそうなので程々にしたい所。また、節約という観点では優待品を自分で使うのではなく、転売して生活費の支払いに当てる必要がありそうです。
よし、今年からは転売も頑張るぞ!せめて今年産まれて来るであろう子供のおむつ代とミルク代だけでも(働かずに)稼がねば!
FIRE、生活費以外の費用は?
ここに載せている以外の個人的な出費として、
・所得税、住民税
・国民年金、健康保険
・奨学金の返済
・妊活費用
等があり、例えばFIRE2年目の2019年は40万円ほどの出費になりました。

これが1年目は何と350万円!FIREは税金との戦いでもあります。

ただ収入がなければ税金は非常に少なく済みますし、健康保険も安くなります。国民年金は1人20万円程度ですが、こちらも免除申請が可能です。よって、持ち家で殆ど収入がなければ2人でも年間200万円もあればのうのうと生きていける計算になります。
20年で4,000万円、40年なら8,000万円。(*子供が欲しけりゃ最低+1,500万?)

ちな、高齢の妊活費用は・・実にヤバイ!子供が欲しけりゃせめて若い内に無課金で作るべし!

FIRE家計簿、これまでの記録
FIRE1年目、2018年のTochi負担分は月平均9.8万円、この内食費は平均5.5万円、年間総額は118万円でした。2人と犬1匹の生活費としては妥当なラインでしょうか。

FIRE2年目は月平均9.3万円、この内食費は平均5.8万円、年間総額は112万円でした。生活費が少し安くなったのはPayPayなどのキャッシュバックキャンペーンのお陰です。

FIRE3年目は月平均9.1万円、この内食費は平均4.9万円、年間総額は109万円でした。Puchiがコ◯ナで在宅ワークになり、たまにランチ外食に行くようにもしたのですが、なぜか安くなりました。自粛で外出が大きく減ったことで無駄な出費が減ったせいだと考えられます。

FIRE4年目は月平均11.6万円、この内食費は平均6万円、年間総額は140万円でした。米株で大儲けしたことで財布の紐が緩み、冷蔵庫やiPad、モニターなどを購入したことが響きました。

FIRE5年目は月平均8.6万円、この内食費は平均6.1万円、年間総額は104万円でした。米株の含み損が酷く、散財する気が起きなかったことで財布の紐が締まりました。

FIRE6年目は月平均12.5万円、この内食費は平均6.6万円、年間総額は149万円でした。インフレで食費が過去最高を更新、更にバイクやその関連用品を購入したことで総額も最高に。ヤバい!?

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