日本のイイところどすえ。はんなり

やれ少子高齢化だ、利権まみれの政治だ、失われた30年の経済だ、みたいなことばかり言っていると、何だか日本は同仕様もないダメな国に思えてきて気分が暗くなります。

日本のイイところだって沢山あるはずなのに、悪いところにだけに着目しまくって凹んでいるなんて、よく考えたらバカげています!

そこで今回は、Tochiが考える、日本のイイところを挙げてみました!

 

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 日本はいいとこだらけ! 

治安がいい

言わずもがなだが、日本は夜間に出歩いてもも犯罪に合うことなんて殆どない。例えば2017年の殺人事件の発生率(人口10万人当たり)で見てみると、米国5.3件、フランス1.3件、英国1.2件、ドイツ1.0件に対して、日本はわずか0.2件だった。

 

街にゴミや落書きが少なくて綺麗

犯罪発生率と落書きの多さとは相関がある。ゴミや落書きが少ない日本は綺麗で衛生的ななだけではなく、だからこそ安全でもあるのだ。

 

時間やルールに厳格

日本では時間通りに電車が来るのが当たり前だが、例えば欧州の中ではキッチリしているイメージのあるドイツの鉄道は、ちょっとの遅延が気にならないくらい常に遅れ気味であるらしい。何と6分までの遅延は遅延として集計すらされないというから驚きだ。

 

医療が充実していて安い

アメリカで盲腸の手術をすると330万円(NY)もの費用がかかる。一方日本では60万円ほどと安いが、さらに高額医療費制度でわずか8万円ほどの自己負担で済んでしまう。

また、人口当たりの病床数全体で見ると、日本が世界一の13床(千人辺り)で、主要7カ国では、ドイツが8床、フランスが5.9床、イタリア3.1床、米国2.9床、英国2.5床しかない。

日本の医療は自己負担が安く、品質も高い。

 

サービスの質が高くて安い

東京五輪スピーチの「おもてなし」や、商売での「お客様は神様です」の精神に代表されるように、日本のサービスは質がよく、しかも安い。例えばアメリカのようにレストランで食事をしても代金の15~20%をチップとして渡す必要もない。外食費が既に安いが、しかもサービス料も込みという、利用者としては非常に有り難い料金設定なのである。

バスに乗っても電車に乗っても、複数言語で乗り継ぎまで案内してくれるという、サービス精神の塊の国といえる。

 

物価が安い

物価指標の一つとして用いられる「ビックマック指数(2021)」を見てみると、日本はアメリカやユーロ圏は勿論、中国や韓国よりも安いことがわかる。何にせよ、消費者にとっては高いよりも安いほうが有り難いことには違いない。

 

https://www.nikkan-gendai.com/articles/image/life/296106/173132

 

入試が簡単

バブル時代は学生人口が多く、「四当五落」などと言われたそうだ。これは、「4時間しか寝ない人は合格できて、5時間以上寝ている人は不合格になる」という意味で使われていた。

一方、現代では、 私立大学の実に56%、国公立を含めても45%が推薦ないしはAO入試であり、入試制度自体が大きく様変わりしている。

テスト勉強自体が暗記に偏重していることは相変わらずなので、学生は役に立たない暗記以外に使える時間が大幅に増えたのではないだろうか。

 

上下水道、電気、道路などのインフラが整っている

アメリカでは少し郊外に住んでいる一般の人でも水道が無いために井戸を掘っているのは普通だし、大停電のニュースもたまに聞く。一方の日本は、水道普及率は97%を越え、台風などの自然災害が多いも関わらず、停電があっても数十分~数時間でそのほとんどが復旧する。

また殆ど人がいないような田舎でも道路やトンネル、護岸などがよく整備されており、インフラは非常に高いレベルで維持されている。

 

食べ物が美味しい

うどんに蕎麦に米に味噌汁、寿司に餃子にラーメンも!

もう美味しいものだらけの日本。しかもこれは、単に生まれた場所の食べのが好きだというだけではなく、人種による遺伝子レベルでの違いが要因であることがわかっている。日本人は飛び抜けて「旨味」に敏感なのだ。日本人によって味の素(グルタミン酸)が発見されたのは、偶然ではなく、必然だったのかも知れない。

 

味覚受容体遺伝子配列情報から推察される世界の味覚感受性

http://tokachi-zaidan.jp/data/fd/000000/01/0000000126/PqkA7DJZ1530764696.pdf

 

中間層が多く格差が少ない

海外では日常的に物乞いを目にするが、日本は社会保障が手厚いこともあり、その様な光景は滅多に目にしない。格差社会だと言われて久しいものの、所得の不平等さを測る指標「ジニ係数(大きいほうが不平等)」を見ると、実は例えばアメリカの方が格差が大きく、欧州諸国と似たりよったりな程度で格差は案外少ない。

 

http://honkawa2.sakura.ne.jp/4666.html

 

ほぼ単一民族なのでわかりやすい

「育ってきーた環境がーちーがうからぁ~♪」

ほぼ一緒なのに甘え過ぎ!(笑)

宗教から文化まで、ありとあらゆる事が異なる民族が一緒に生活するのは大変。なんせ常識が通じない。下手をすれば言葉すら通じない。空気を読むのが簡単なのは、ほぼ単一民族でお互いがお互いのことを簡単にわかるからに他ならない。海外で働いてみれば、それがいかに有り難いことかが良くわかる(ちなみにTochiは経験がない)。

 

人種や生まれの差別が少ない

似たようなことだが、こちらは差別のお話。もしかすると昔はあったのかも知れないが、今では人種や生まれによる差別なんてほとんど存在しないのではないだろうか?

海外ではBlack Lives Matterが記憶に新しいように、「差別はいけない!」などと声高に叫んでいるのをよく耳にするが、これはそう言わなければいけないほど社会の根底に未だに差別が蔓延していることの裏返しに過ぎない。

 

 

うん、確かに日本には良い所が沢山ある!

いやむしろ、安全で美味しくて生活しやすいなんて、イイところだらけに思える。日本に生まれてよかったー!

 

ちなみにですが、可愛いは正義とか、一事が万事とか、目立った特徴だけに着目して全体を判断するのは「ハロー効果」といわれる認知バイアス(認識の間違い)であって、非常にありがちな判断ミスの一種だとか。俯瞰的に考える姿勢が大切なんでしょうね、何事も。

ま、「可愛いは正義」だけは間違いないけど~ 😎

コメント

  1. deds より:

    まあサービスをする側に回ると地獄なのかもしれんな

  2. かず より:

    こんばんわ。

    なるほど ですね。
    日本に生まれたら、本当はそれだけで、上位数%の幸せと
    いうことを忘れてしまっているのかもしれませんね。
    消費側では幸せ、労働側では不幸せ を感じてしまう厄介なところがありますが。。。

    • Tochi より:

      >日本に生まれたら、本当はそれだけで、上位数%の幸せ
      きっとそうなんですよね、でもそれが当たり前なので全然実感できませんが(汗)

      >消費側では幸せ、労働側では不幸せ を感じてしまう厄介なところがありますが。。。
      仰るとおりです。
      もう少し気楽に働いてもいい様にすれば、皆んなもっと幸せになれると思うんですけど、経済がずっと悪くて過当競争を繰り返したせいなのか、真面目でいい人が多いせいなのか、過剰サービスが当たり前になってしまってますよね。
      ただそうだとすれば、なる早で労働者を卒業して消費者に回るしかないですね!