失業率が2.8 %まで低下したという話です。何と人手不足倒産まで増えているとか!さすがアベノミクス!?
なのか?
実は失業率の減少は景気よりもむしろ労働力人口の減少が原因のようです。正直、生まれてこの方不景気なもので景気の善し悪しは実感としてよくわかりませんが、大騒ぎしていた第二次安倍内閣のアベノミクス、実際の所、景気回復できたのでしょうか?
GDPは上昇中!
経済の指標といえばGDP!さてはて?
アベノミクスで徐々に日本経済は回復してきているようですね。とはいえ、2008年からリーマン・ショックでガクッと減少し、2016年になって漸くリーマン・ショック前に戻ったくらい。でも右肩上がりは良いですね!もうすぐ好景気!
なのか?
平均給与
GDPが上昇しているのだから当然給与も上がっているはず!
おやっ?アベノミクスで下げ止まった様だけどGDPが変化なくても平均給与はずっと低下傾向のようですね。さてはて。。
実質可処分所得
大切なのは給料だけど、もっと重症なのは税金や社会保障費を引いた手取り。しかも最近では馬鹿にならない消費税もかかるので、これらを差っ引いた「実質可処分所得」の推移を見てみました。
アベノミクスで徐々に減少しています。給与は横ばいなのに実質可処分所得が低下しているのは社会保障費の増加・消費税率の増加が原因です。どうもアベノミクスで経済規模は拡大したものの、手取りはむしろ減少しているようです。15年で50万円も減少していますね。
この一つの要因は非正規雇用の増加です。派遣が増えただけではなく、主婦がパートに出たり、契約社員が増える一方、正規雇用は徐々に減少傾向であり、今や非正規雇用が雇用全体の40 %に迫る勢いです。
ただ、要因はそれだけではなく介護などの低賃金雇用の増加や、正規雇用の給与自体(特にボーナス)の減少もあるようです。しかしGDPが増えているのに給与が増えていないとは何事ぞ!?
アベノミクス最大の功績
じゃあどこにお金が行ったったのか?1つ思い当たるのは、、、
そう、株価です。アベノミクスでウナギ登り。株価は倍になっております。つまり企業にお金が回るようになり、経済規模も上昇したけれど国民は貧乏になっているということがわかります。とは言え1989年の38,915円には遠く及びません。30年以上戻っていない事になります。
ここまで見て思い当たるのはアベノミクス当初に言われていたコレですね。まさかの大的中!
アベノミクスまとめ
つまりアベノミクスでこれまでに起きたことは以下の通り。
一般国民 → お金 → (大)企業・投資家
さらに将来的には消費税を上げて法人税は下げると言っておりますので、益々この傾向は強まることが予想されます。せめて消費税くらい無くしてくれないと、このまま不景気&デフレのまま一生を終えることになりそうです。
アベノミクス、マジ最高! (# ゚Д゚) か~っ、ぺっ
コメント