ループイフダン(LID)は一定値幅で売買を繰り返す手法で、値動きが激しいほど利益が得られます。
Tochiは今年から、値動きの激しいナスダック100ブル3倍(TQQQ)で常に1ポジション、15%下落で最大2ポジションまでポジションを持ち、それぞれ15%上昇で利確するLIDを走らせています。
ただ実際走らせてみると、どうしても気になることがありました。それは、下落待ちの待機期間が長すぎることです。TQQQ用の資金の半分を下落時用に取ってあるのですが、TQQQは上昇することのほうが多いので、ちっとも下落時のポジションが約定せず、待機資金が無駄になりすぎているのです。
そこで、「令和最新式ループイフダン」にてこの欠点を克服しようと思います!
TQQQの値動きの特徴と最適化
過去の傾向を調べた限り、現在価格から+15%になる回数が年間3回程度、-15%まで下落後に0%まで戻す回数が年間1.8回程度と圧倒的に上昇するケースが多いです。
TQQQの15%ごとの変動回数と年間平均回数(2010~)
このため、2010以降や2003~2008年ではガチホが一番効率がよく、下落を拾うと却って効率が落ちます。
一方で2004~2008年はTQQQの上昇が乏しかったことで、下落を拾うほうが効率がいいことが分かったため、中庸を取って半分は下落を拾う設定にしていました。
しかしよくよく考えてみると、15%下落するより15%上昇する方が1.7倍くらい多いので、下落も拾いつつ、上昇にもっと乗るポジション取りをした方が効率的だと今さら気が付きました!ポジション数の最大値を増やすことでこれを実現します。
令和最新式TQQQ手動ループイフダン!
これまでの手法のイメージが以下です。
誤:LIF 正:LID(Loop If Done)
TQQQ上昇時には15%ごとに新規と利確を繰り返し、常に1ポジション持っています。
15%下落して初めて2ポジション目を持つのですが、下落よりも上昇が多いので機会損失になっていました。
新しい手法は以下です。最大ポジション数を2→3に増やし、常に2ポジションを保有する作戦です。
誤:LIF 正:LID(Loop If Done)
同様に15%下落して初めて3ポジション目を持つのですが、下落待機資金の比率が50%から33%に減り、上昇の67%を取る事ができます。
それでも上昇を続ける限りはガチホのほうが効率がいいのですが、ITバブルのような暴落時には殆ど無価値になってしまうTQQQを高頻度に利確することでリスクを抑制すること、またリタイア後の生活資金の確保に適していることからLIDを選択しています。
ちなみに、もしTQQQが暴落したらこのLIDはほぼ無価値になりますが、LIDとは別にそこからレバレッジETFをガンガン買い下がる予定です・・。
全ては、金持ちに成るために! 🤑
コメント
前回、一撃220万ですよね?
うーん、凄いの一言。
僕も米株ループイフダンに引っ越そうかな~。
抹茶さん、こんばんはー
ポン円の両建てLID、最近好調そうで何よりです!
FXと比べると米株ETFはホント楽ですよ~!
なんせ方向は(少なくとも長期的には)上だと決まっているので、ロング一択で済みます。これがどんなに楽か、、、今になって心底実感しています。未来なんてわかりませんもん(笑)
また、現物ETFはFXと比べると資金量が無いと稼げなそうな所が欠点だと思っていたのですが、株でもレバレッジ3倍のETF(SOXL、SPXL、TECL、TQQQなど。日々の変動が3倍でマイナスにはならない)がありますし、そもそも株のほうがFXよりも変動が大きいので、必要な資金量はFXと実は大して変わらなそうだというのが実感です。
FXで長年稼ぎ続けるのは余りにもムズ過ぎるのではないかと思われますので、ぜひ米株ETFも一度ご検討下さい!