経営陣に590億の賠償命令 (17/4/28)

fうぇgfgdsやはり111.5円はかなり意識されている模様。カタチ的には上に行きそうだけどさてはて。ともかく動いてオクレ (つД`)ノ

 
 
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 大胆な地裁判決 

 
粉飾したせいで出した590億ものオリンパスの損失を経営陣に取らせる。一見当たり前だが、結構画期的な判決なのではないだろうか。日本は基本的に責任者が責任を取らないで済む社会。なんなら前任者や秘書や若者や日本文化のせいにして責任を回避する社会。だったら何のための責任者か、高給取りかよくわからない場合が非常に多いように思える。
 
オリンパスに関しては詳細を知らない。だから判決の妥当性はもちろん、この手の裁判の判例も知らない。経営者からすれば会社のためにと考えた部分もあったのではないかと思ったりもする。だが問題が生じた以上、責任を明確にするということは過ちを減らす上でとても大切なことだとは思う。
 
 

 で、福島原発。 

 
福島原発事故は東京電力、許認可機関の誰がどう責任を取ったのだろうか。被害額はいくらで、(可能かどうかはともかく)誰が支払う責任があるのだろうか。実際には税金や電気料金の値上げで国民が負担しているということは国民が責任者ということか。何故あれだけのことを引き起こした東京電力が相変わらず存続しているのか、何故日本文化のせいとか意味不明なことを言っているのか。
 
2010年にメキシコでオイルスピルを起こしたオイルメジャーは責任を取り、2015年の裁判までで5兆円を支払うことが決まった。だからってオイル価格に乗せて消費者に責任転嫁することなど出来ない。オイル価格は市場で決まるからだ。同じ1企業でこの差は一体なんだろう。
 
これではまたいつか原発事故をやらかす。憤りしか覚えない。

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