相性も大切。
MT4 EA (Meta Trader Expert Advisor:FXの自動売買プログラム)を稼働させる上でまず気にブローカーの「スプレッド」。相性は試してみないとわからないので、今回は「スプレッド」を調べてみました!
リアルタイムスプレッド比較
FX-onで便利なデータを公開しておりました。リアルタイムのスプレッドの記録です。
少々難点は比較できるブローカーが少ないことですが、今回はコチラを使ってブローカーによってどの程度違いがあるのかを検証してみたいと思います。ドル円です。
まずはつい先日(6/2)の「雇用統計」。月イチのビックイベントですのでスプレッドが大きく開くのは仕方ないところ。ファイネストとFOREXが優秀です。
続いて売買が薄くなってスプレッドが開きやすい「朝方」。同日の朝を見てみました。
特に6時を中心に随分荒れていますね。普段は寝ているので気が付きませんでした。。。6時だとまだオープしていないところもあるようなので6時5分で比べております。OANDA東京とアヴァトレードが優秀です。FXTFだけは時間で提供するスプレッドを固定している様ですね。。
次は見ていて気になった妙な「拍動」。特にイベントのある時間帯ではなく、不定期にスプレッドが大きく開いていることがあります。恐らくは大口の注文が入ったのでしょうが、あまり頻ぱんにスプレッドが広くなるのは困りものです。
目立ったのはOANDA東京とFXTF。両社とも普段のスプレッドが狭いだけにどちらを優先するのか悩ましい所です。
MT4 EA「WBZ ONE」の検証
今回なぜスプレッドを調べたかといいますと、最近MT4 EA「一本勝ち」を「外貨ファイネスト」ではじめましたが、EAをやる以上は複数稼働でヘッジをしたいと思っております。そんな中、スプレッドが狭いことが重要な「WBZ ONE」が気になったからです。例によってブロともの「アラフォー脱サラ計画」さんが使っており、ずっと好調でした。デモ口座は参考にならないので、リアル口座のデータを探してみました。
WBZ OANDA (??サーバ)
WBZ ONE Axiory (nano spred)
WBZ ONE Axiory
どの方も利益になっているようです。ただOANDAだけ稼働期間が長い割に利益が少ないようです。分かり難いのでまとめてみました。OANDAはWBZ ONEがどうかわからなかったことと、ヒストリーが非公開でしたので、Axioryのみです。
どちらの方もほぼ同じヒストリーです。「Axiory」は海外ブローカーで、レバレッジ400倍、「nono spred」口座は1 lot (10万通貨)辺り片道3 $の手数料を取る代わりにドル円で最小0.1 pipsからという極狭のスプレッド(但し平均では0.3 pips程度とのこと)を提供しております。10万ドルで片道3 $ということは、スプレッドが+0.6 pips程度ということになりますので、数字だけで見ると国内の業者の方が有利に見えます。となるとOANDAが弱かったのが不思議です。
「WBZ ONE」は朝スキャと呼ばれ、NYがクローズしてレンジ相場になりやすい時間帯に1ポジションのみで逆張りをするEAです。利確が7 pips、損切りが48 pipsなのですが、手数料を払ってでも狭いスプレッドのほうが有利なようです。ブログを見てみると「WBZ ONE」の作者さんもAxioryで運用することをオススメのようです。今回はAxioryのデータがありませんが、もしかすると朝方のスプレッドの狭さがOANDAが不利だった理由かもしれません。
それにしても海外ブローカーは入出金が面倒くさいし、総合課税なので気が引けておりましたが「WBZ ONE」に関してはAxioryを使うのがいいのかな。利確が7 pipsなのでMAXの0.5 lotで3,000円(*手数料込)ほどの利益。損切りは-2.5 万円くらいです。かなりの勝率を出してくれないと利益が出ません。さてはて、やるとしたらまた口座作るのか、、(;´Д`) 面~胴~!
(参考にさせて頂いたデータ)
・http://www.myfxbook.com/members/a40datsusara
・http://www.myfxbook.com/members/kirin129
・http://www.myfxbook.com/members/purikichi
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