17年3月にみんなのクレジットに金融庁からの行政処分が出されてから、信じられないことに7/5になって“初めて”投資しているTochiに行政処分に関するお知らせと、保全状況の説明のメールが届きました。
みんクレ(ソーシャレンディング)の説明
みんクレからのメールで説明された行政処分の内容で特に気になったのは以下。
イ.担保について誤解を生ぜしめるべき表示をする行為
「不動産ローンファンド」という名目で資金を募集し、あたかも不動産を担保にするかのような誤解を与え、貸付債権が保全されているかのような誤解を与える表示を行っておりました。
ウ. 白石前代表がファンド出資金を自身の借入れ返済等に使用している状況
甲グループの代表であった白石は、ファンド資金を自身の預金口座並びに自身の債権者に送金をさせている事実が認められました。
オ. ファンドからの借入を返済することが困難な財務状況
弊社のファンド出資金の最大の貸付先である甲は、短期借入金が流動資産を大きく上回る状況となっており、甲グループの返済が滞る可能性が高い事実もありました。
Tochiの偏見でまとめると、不動産ローンファンドって言ってたけど不動産担保じゃないし、社長が使い込んでたし、親会社(貸付先)も倒産のピンチ!ってトコでしょうか。。。
しかも、一般的な感覚ではこれでは完全に詐欺ですが、金融庁の認識ではこれは詐欺ではなく、“誤解を生ぜしめるべき表示”だそうです。金融庁の粋なはからいでソーシャレンディングはこの程度のことをしても「めっ、誤解!」とのこと。日本の官僚制度はとっくに根腐りを起こしている様です。
みんクレ(ソーシャレンディング)の実態
さて、次は貸出時の説明と、今回判明した実際の状況の比較です。Tochiが貸し出しているのは2案件。
貸出時の説明1件目、貸出時。担保も保証もバッチシ!
貸出時の説明2件目、担保はバッチシ!
現実。1件目、2件目。実は不動産とか関係ないし、未公開株(=価値、、、マジであるの?)ですら保全率は16 %だよ(笑)
全てのソーシャレンディングがこうではありませんが、似たような状況の事業者はみんクレだけとはとても思えません。なぜならば、金融庁の利権がらみの指導(=借り主を匿名化せよ! ←はっ?)があるからです。
学べることは、サブプライムローンの時も上手いこと投資先を隠したようですが、“投資先が明確でない様な投資は投資にあらず”ということかと思います。残念ながら、少なくとも現在の日本のソーシャレンディングはバッチリこれに当てはまります。早く天下りを沢山受け入れて金融庁の変な指導を克服していただきたいものです。
関係ないけどOANDA東京、大丈夫?
先日、OANDA東京のレートが突然止まりました。たまたまポジションを持っていたから気がついたのですが、普通数分で改善しそうなところですが、待てど暮らせど更新されない。
先程HPで確認した所、
発生時刻:日本時間2017年7月6日午前3時02分
復旧時刻:日本時間2017年7月6日午後12時54分
これって、、、10時間位止まってたってコトのようです。FXでこんなのを経験したのは初めて。勿論この間の取引は出来ません。そしてそのせいで損失が膨らんだ方もいるでしょうが、補償なし(少なくともアナウンスは無し)。OANDA東京は比較的新しいサーバなので色々問題があるのかもしれませんが、これはちょっと不安すぎる管理状況と言わざるを得ません。この間にレートが激変したらどうしようもありありませんから。まあ、某◯天FXでもスプレッドが10円に広がったなどというお粗末な事件は記憶に新しいですが、やはり使うブローカー&サーバは慎重に選ぶことがとても大切な様です。(でもまだOANDA東京使っちゃうケド!)