将来的にはハイリスク・ハイリターンのFXから平均期待利回りが高くミドルリスク・ミドルリターンの米国株に徐々に移行していきたいと考えています!
しかし昨年は米株の個別銘柄で手痛い失敗をしました。
そこで今年はインデックスをNISAで購入(数年の長期)&CFDで購入(数ヶ月の短期)の二本立てで挑みます!
現物(ETF)とCFDの違い
日本に上場されている米国株のETFも複数あります。これらは国内株と同等に楽に売買ができる反面、維持費(信託報酬)は高く、利回り(配当)と流動性が低く魅力が乏しいです。残りは米株のETF(VOOやIVV)とCFD(contract for difference:差金決済取引)。一体何が違うのでしょうか?
米株ETF
・利回り(配当)を貰える(但しNISAでも10%の税金がかかる)
・国内のETFと比べると維持費(信託報酬)は安く利回り(配当)が高い
・株なので売買できる曜日や時間が短い
・ドルの買付が面倒くさい
CFD
・レバレッジがかけられる(国内は10倍)
・ドルの買付が不要で売買が楽
・売るのが簡単
・限月の切り替えが3ヶ月ごとにある(GMOクリック証券)
・売買できる曜日と時間が長い
・配当がない、長期保有すると手数料相当分が米株ETFよりも割高
まとめると、
手間:CFD<<国内ETF<<米株ETF
手数料:米株ETF<国内ETF<CFD
の様になります。手間(必要資金を含む)はCFDが圧倒的に有利ですが、特に長期保有すると手数料の点でかなり不利になります。国内ETFは中間的で魅力が乏しいので、
短期売買はCFD、長期保有は米株ETFを選択しました。
CFDの戦略、100ドル下げたら買う!
一見CFDはスプレッドしか手数料がかからないように見えますが、配当がつかなかったり限月の切り替えで買っていても含み損が増える場合があるなどの隠れコスト(ドルの金利分+証券会社の利益)がかかります。そこでこれらの影響が少ない数ヶ月程度の短期戦にCFDを用います。中でも手数料が安いGMOクリック証券を選択。EAが使えて便利な海外FXのCFDも検討したのですが、海外口座に大金を入れておくのはどうしても不安なので今回は見送りました。
Axiory MT4、SP500、月足、2008~
チャートを見てみると、リーマンショック以降は短期的な下落があってもすぐに復活して上昇トレンド(斜めの赤線)を10年以上維持。深めの下げでも300ドル~400ドル程度(赤丸)。300ドル下げてから買うとするとかなりチャンスが乏しそう(数年に1回)なので、
現在価格から100ドル下げたら5lot買い、さらに100ドルごとに追加
で仕掛けたいと思います。今回のイラクのリスクオフでも80ドル位しか下げなかったので100ドルの下げもなかなか結構忍耐がいりそうです。
GMOクリック証券、注文一覧
こんな感じです。GMOクリック証券の面倒くさいところは注文期限が最大2週間な所と、約定後すると勝手に変なロスカットレートを設定される所(手動で変更可能)です。結構ヤラれます!利確は直近高値を更新したら適当に入れるようなイメージです。
米株ETFの戦略、300ドル下げたら買う!
過去、強烈なリスクオフが来ると1,000ドルくらいは下げるので300ドル下げるごとに最大3本くらい買う(余力を3分割する)ようなイメージです。VOOとIVVはどっちでもいいので分けようかな。ドルの調達は面倒くさいですが、SBI証券FXで買うと手数料が0.5pipsで済むので今回もこれで行く予定です。
米株が下げるとリスクオフで大抵円高になるので、ドルの調達は基本的に大きく下げて米株を購入するタイミングで同時に行う予定です。気になるのはドル円のレートの時差と現引き(FXからドルに変える)に時間がかかることでしょうか。最低でも数日は続く位のリスクオフのときしかお得には買えません。
ちなみに今年の個人的なドル円の予想レンジは105~112円くらい(昨年のレンジと同じ)なので、もし米株が下げずにドル円のみ105円に近づいたらドルだけ買うことを検討します。
IPOがクソで毎年NISAの枠をほとんど余らせているので最低でもこれを毎年使い切る分くらいは買いたいです。かなり先の将来的には資産の半分程度、直近数年では最大1,000万円分くらいは買ってもいいかな(*超適当!)。
利確タイミングは未定ですが、少なくとも数年は保有予定です。下げたら含み損は無視して、追加購入のチャンス!と考えます。
だって、
止まない雨は無いのだから… (*´∀`*) 脳みそパーッ!
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