アーリーリタイアに必要な資金は夫婦で4,000万円!

仕事が嫌でアーリリタイアしたいと思い立ってから一番気になったのは「お金」のこと。一体いくらあれば慎ましくてもお金のことを余り気にせず、まあまあの年齢まで生活を維持できるのか?

今回は実際に2年間アーリリタイアを経験してかかった費用や、投資を絡めて改めて検討してみました。

 

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 実際に必要だった生活費 

生活費だけならアパート代と電気代抜きで2人分(+犬1匹)で年間100万円ほどでOKでした。2年目の昨年もほとんど変わらず。

アーリーリタイアの家計簿(2018年の総括)。生活費だけなら2人で月に10万円でもギリイケるかも!

 

ど田舎に安いアパートか家でも借りれば2人で年間150万円あればそれなりに生きられそうです。持ち家で少し倹約すれば2人で年間100万円でも行けるかも。

 

 アーリリタイアに必要な資金は案外安い? 

実際アーリーリタイアしてみて、する前に見積もったアーリリタイアに必要な資金、夫婦子無しで7,000万円はちょっと過剰だったような気がしています。

アーリーリタイア必要資金#2

 

現在は4,000万円もあれば多分大丈夫だろうと考えています。何故かと言うと、

 ① 投資利回りを低く見積もりすぎた

 ② 年金&国民健康保険の抜け道を知らなかった

からです。

 

 投資利回りはS&Pなら何と平均10.2% 

お金は置いておくだけだとインフレ分だけどんどん価値が目減りします。だからといって下手に個人で投資をしてもカモられるのが関の山。とは言え、中にはある程度のリターンを少な目のリスクで得ることができそうなものもあります。代表格が米国株式のインデックス。例えばS&P500なら、過去50年ほどの平均年間リターンは何と10.2%!(下図)

 

ref) https://koutouyuumin.com/2019/01/19/sp500-performance-from-1970-to-2018/

 

見ての通りリーマンショック時には-40%などヒドイときもありますが、総じて極めて高い利回りが期待できます。円高のリスクもあるのでネガティブに少し低目に見積もって6%くらいと考え、税金を引いても長期で5%くらいの利回りを期待できそうです。

急病などいざというときの余裕を見て2人で年間200万円必要だと考えても、5%なら4,000万円投資すれば得られる計算です。

 

 年金に期待しない、なるべく払わない 

生活費以外の支出、税金・年金・国民健康保険(国保)は働いていなくても投資収入があるとがっぽり取られます。

しかし不思議なことに株式投資を特定口座でやった分に関しては確定申告しなければ所得とみなされません。これにより他に収入がなければ国保で最大7割の減免、年金の全額免除が可能になります。例えば国保では減免世帯が全体の6割にも上り、全額払っているのはわずか3割に過ぎません。

年金の免除を受ければ給付も減りますが、自民党の政策を見ていても将来の年金なんて全く当てに出来そうにありません。よって国保は減免、年金には期待しない、払わないというのはアーリーリタイア生活における有効な戦略の一つと言えそうです。

ref) https://www.mmea.biz/5066/, https://news.yahoo.co.jp/byline/tachibanaakira/20190819-00138163/

 

 まとめ 

アーリリタイアを目指すなら、米国株に投資し、年金や国保を減免・免除することで夫婦で4,000万円(生活費年間150万円、予備50万円、リターン5%)も資金があればなんとかなりそうです。

「何かあったらまたバイトでもすればいいや!」というポジティブスタンスなら2,000万円(生活費年間150万円、予備10万円、リターン8%)くらいでも可能そうです。

 

とは言え、旅行をしまくりたいとか、子供が最低3人は欲しいとか、望みの数だけ必要資金にも違いがありそうなもの。我が家の場合は1人子供がほしいので+1,500万円の5,500万円、この辺りがアーリリタイアの必要資金と言えそうです。さて、頑張ってFXで稼ぐか、、、。

 

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