武漢における感染者のピーク予想。次なるリスクは他地域における感染拡大。

Bloombergに武漢での感染の推移をモデリングしている新たな研究が紹介されておりました。それによると感染のピークは2月の中旬から下旬。正に来週か再来週ということの様です。

Redirecting…

 

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 武漢におけるピークともっと怖いこと 

感染のピークモデル

 

E) Estimated prevalence of infections over time in Wuhan, as proportion of population. Black dots show estimated prevalence based on repatriation flights, with 95% binomial CI shown by lines.

 

 

不確定要素が多いとしながらも、モデル上は2月の中旬頃に新規感染は頭打ちになると見込んでいるようです。だとすればリスクオフは来週一杯なのかな?でもそれよりも気になったのはコチラ。

 

 

感染者の流入が新たな地域における感染拡大を招く確率

 

B) Probability a given number of introductions will result in a large outbreak, assuming SARS-like superspreading events can occur.

 

 

 

 

 

3人の感染者の流入で新たな地域におけるアウトブレイクを起こす確率が50%程度あるとのことです(多分…)。可能性が一番高いのは勿論中国国内の武漢以外の地域でしょうが、国外では日本は既にクルーズ船の乗員乗客も含めると64+26=90名も確認された感染者が居るのでアウトブレイク必死ということかと思われます。

 

20.2.9の確認された感染者数

 

 

 

 

 

 

 

 

アウトブレイクという言葉の定義がよくわかりませんが、最悪の可能性としては連鎖的な感染拡大が続き、海外での急激な患者数の増加が起こり得るのかも知れません。その場合は仮に致死率が非常に低くても恐怖によるパニックがさらなるリスクオフを招くことは想像に難くありません。

 

まあ、感染者の多くは比較的高齢であり、死傷者は慢性疾患のあるケースが多いという報道もありますから、日本で一気に広がれば少子高齢化が解決されたり、、しないかー (-_-)/

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