この高金利時代に「スワップフリー」でS&P500 CFDやFXで稼ぐ方法(Exnessで自動売買を開始!)

理論上、米株の長期的な上昇トレンドが続く限り儲かるはずのS&P500 CFDの自動売買でしたが、この1年ほどはかなり不調です。

その原因は米株が下落したことではなく、米国が想定以上の高金利になった事にあります。

S&P500 CFDは持っていると2%程度の配当が貰えますが、ドルを借りていることになるので、米国の政策金利の5%分は逆に支払う事になります(マイナスのスワップポイント)。この差額分の3%程度がポジションを持っているだけで持ち出しになってしまいます(23.7.8現在)。

 

自動売買の設定にも大きく依存しますが、例えば1%の変動毎に自動売買を繰り返し、40%の下落想定、最大ポジション数を20とした場合、期待利回りは年率8%程度ですが、これが5%まで低下してしまうことになります。

これならまだ多少とは言え儲かっているのでマシですが、大きく下落して想定範囲を超えた場合、利確がなくなるのにスワップポイントだけ支払い続けるという地獄にハマります!(*実際ハマってしまいました・・汗)

 

そこで今回は、この耐え難いほどに大きくなってしまったマイナススワップから開放される方法として、スワップフリーの海外証券口座「Exness」を使った自動売買を開始しました!

 

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 マイナススワップの地獄を見よ! 

現在、国内証券のOandaで走らせているS&P500 CFD自動売買のポジションが以下です。今はわずか3ポジション(合計15 Lot、現物15株相当、67,500$程度)ですが、決済済みの物を含めると1年半ほどで合計100万円ものマイナススワップになっています。

 

 

3ポジション、1年半だけでも60万円のマイナススワップがっ!

 

この自動売買の期待値は、想定の下落率の範囲内(-10%以内)であれば年間+150万円程度でしたが、実際にはそれ以上下落している期間が長かったことで利確が起きず、このマイナススワップポイント分はその殆どが単純な損失になってしまいました。

現在は想定の下落率を-20%以内に変えた(増資して、最大ポジション数も増やした)ので利確が発生しますが、利確しても+5万円なので、この3つのポジションに関しては、もし今利確になっても15万円のマイナスです(泣)

 

この世はジゴクかな?

 

 海外口座「Exness」ならスワップフリーで自動売買! 

Exnessは国内での知名度こそ低いものの、ユーザー数は世界で50万人以上、1ヶ月で500兆円もの取引量のある世界的な大手ブローカーの一つです。

 

スタンダード口座のCFDは何とレバ200倍で証拠金が最低限で済みます。スプレッド以外の手数料は一切かからず、スワップポイントも売買手数料も無料、日本円口座の選択も可能です。入金は日本の銀行口座からの振込で即日反映され、出金も早く、日本語にも対応しており、MT4による自動売買にも対応と、極めてユーザーフレンドリーなブローカーだと言えます。

中でもこの高金利時代にとにかくありがたいのが、スワップフリーであることです(下図)!

 

 

Exnessトップページ > 設定 > スワップフリーレベル

 

特に条件のない「スタンダード」でも株式CFDと仮想通貨はスワップフリーですが、取引量などが基準を超えると「拡張」になり、FXも多くの通貨ペアがスワップフリーになります(*基準は非公開)。

例えば、長期的には米国の利下げ等により日米金利差が縮小し、現在よりもある程度は円高に向かうものと想定されます。その様な際、ドル円を売るのに重宝します(勿論、買う場合はスワップ有りのブローカーの方がお得)。

 

しかも<PR> TariTali経由でExnessの口座開設をすると、手数料(スプレッド)の一部が還元されるので更にお得です。

まだ自動売買を開始したばかりですが、スプレッド(S&P500で1.4$程度)の半分弱がTaritali経由で口座開設をした事で実際に戻ってきました(下図)。

 

 

TariTaliのポイントバック履歴

 

また、金利に相当するマイナススワップは付きませんが、配当に相当するプラススワップだけはしっかり貰えるので、仮に決済が入らない場合でもある程度は利益になるという夢のような口座です(下図)。

 

 

ExnessのS&P500 CFDならスワップフリーなのに配当はゲット!

 

こんな素晴らしい口座があるならもっと早く知りたかった!(チーン♪不勉強ペナルティ、たったの100万円!!!)

 

 S&P500自動売買の設定と取引履歴 

各EAの自動売買設定はこちらでまとめて公開しております。

 

また、トレード結果及び保有ポジションはPC版ブログのサイドバーにて公開中です!

 

Exness「千刻」S&P500, BTCUSD, 日経225の損益推移

   widget

*履歴とポジションはチャートをクリック(myfxbook)

 

 

もう大儲けの予感しかしない!(*毎度の事)

 

 

==24.1.8追記 S&P500の「スワップフリー」優待が取り消された際の対策==

23年末に、標準レベルで「スワップフリー」だった株式やそのインデックスが優待レベルでのみの「スワップフリー」に改悪されました!

そこで、優待が取り消された際の対策として、標準で「スワップフリー」のままであるBTCUSD、及び「スワップフリー」銘柄ではないものロングスワップが0円(24.1.8現在)の日経225を同じ口座で少額、「千刻」EAによる運用を開始しました。

 

BTCUSDの運用開始!

Exnessの「スワップフリー」がサイレント改悪!対策とBTCの自動売買の開始

 

日経225の運用開始!

Exnessの「スワップフリー」改悪対策第2弾!日経225の自動売買を開始。日本株って大丈夫なの?

コメント

  1. とおりすがり より:

    スワップがあるシステムとないシステムが存在すると裁定取引(アービトラージ)ができてしまう(つまりは業者が確定で損する)
    裁定をあきらめるくらいスプレッドがないと成り立たないと思うが

    • Tochi より:

      仰る通りですね。
      ただそれはExnessに限らず、スワップが多い業者と少ない業者間でも全く同じことです。ブローカー間での両建て禁止なんていうルールは無意味でしょうし。

      その場合、ブローカーが確実に儲ける方法は謎ですが、想像するに、スワップフリーで客寄せさえできてしまえば、熱くなった顧客の多くがトレードで勝手に損をしてくれて、全体としてはブローカーがより儲かるということではないでしょうか。
      また、アービトラージと言えども急変や窓が開いてカットされるリスクは当然ありますし、必要資金が多く手間もかかる割には儲けが少ないので、個人が進んでやる手法では無い気もします。

      そこまで良心的なブローカーではなかったとしても、例えば国内口座でもよくある様に、長期的に大きく儲かっている口座にはイチャモンを付けて閉鎖してしまえば、残った(主に損をしてくれる)顧客の美味しい鴨鍋が出来上がるという寸法なのかも知れません。

      最悪でかつありがちなのが、大きく滑らせたり、配信レートがおかしかったり、ストップ刈りを行うケースですが、少なくとも今のところはそういった明らかに不穏な気配はありません。もし今後気になれば監視用EAで記録をとってみたいと思います。

      スプレッドはドル円で1.1pips。国内ほど狭くはないとはいえ、海外としては広くはないと言える水準でしょうか。

  2. とおりすがり より:

    FX業者だと瞬間的な裁定はできても、刈り取りのようにできなくなる
    アービトラージは全力で取りに行けるから取れるとなったら乞食が大量に沸いて業者はお手上げで終わる
    今できるとしても一時的やろ
    逆にスプレッドがちょくちょく開いてストップ狩してるようなら続くかもね
    そうじゃないなら、乞食も近寄らない危ない業者

    • Tochi より:

      確かに一時的な可能性はあり得ます。使えないほどスワップが高くなったら撤退します。

      個人的に調べた限りではExnessが危ないブローカーだという情報は見当たりませんでしたが、もし何か情報をお持ちでしたらシェアしていただけると非常に助かります!

  3. とおりすがり より:

    情報はないし、海外業者を調べる気もないけどビジネスとして成り立つ方法を考えた
    前提
    前提1 スプレッドは優秀
    前提2 スワップフリー

    乞食の行動
    プラススワップの高い業者で買建て
    Exnessで売建て

    Exnessが儲けるには
    乞食が売建てするから、それで儲けるにはスプレッドを広くすればいいが、前提1に反する
    前提1を満たすために売も買も市場価格より安く提示してバランスをとる
    乞食が売に集中して来てもヘッジしてしまえば売を安く提示している分儲かる
    買とバランスすればスプレッドで普通に儲かる
    買に集中したらスワップ分儲かる

    • Tochi より:

      とても興味深いです。
      一応ExnessはA-book(NDD)と言っていますが、本当にそうだとすればマイナススワップ分をExnessがサービスとして負担しているということになりますので、常識的に考えて純粋なA-bookではあり得ないと考えられます。もし仮に実はB-book(DD)で、しかも注文を完全に呑んでいるだけだとすれば、売り手が(買い手が少ない分)不利なレートで約定させられる代わりにスワップフリーの恩恵を受けているだけであり、Exnessにスワップに関する損は無いということなのかも知れません。

      株取引でも、日本では22$もする売買手数料が海外ではゼロの証券会社(例えばFirstrade証券やRobinhood)がありますが、これらのブローカーは顧客の注文情報をHFT業者等に販売することで儲けており、つまりは顧客は約定が不利になるという隠れコストを支払う代わりに売買手数料が一見ゼロになっているだけというのが実情のようです(それでも国内と比べれば遥かに低コストでしょうが)。

      同様に、Exnessにおいても一見スワップフリーには見えるものの、当然その分は何かしらの隠れコストを支払っていると考えるのが妥当でしょうね。
      それが一体何なのかはわかりませんが、自分の自動売買は握力トレードなので、例えレートが多少不利であってもスワップフリーであることのほうが遥かにメリットが大きいように思えます。使い様ということなのかも知れません。

      追記:例えば口座数500万以上の超大手、XMのKIWAMI口座もFXのスワップフリーを提供していますが代わりに入金ボーナスがありません(Exnessは元々無い)。一方で、国内口座は長年スプレッドの狭さで競っていますし、単にどこに広告宣伝費を使うか(何を売りにするか)、という違いに過ぎないのかも知れません。

  4. ふなむし より:

    こんにちは。マイナススワップきついですねえ。
    私もユーロ円でポルシェ1台分の損を抱えていますが、そのスワップは軽自動車くらいです。
    ここまでスワップの影響が大きいのは日本やテュルキエなど頭がおかしい国だけで、日銀総裁ってエルドアンだっけ?と思います。

    スワップフリーの業者が金利コストをどうしているかは不思議ですが、極端な話、業者が顧客の注文を完全に呑んで実際はポジを持っていないとしたら、金利コストも発生しないでしょうね。
    とうぜん勝ちトレーダーの利益は丸かぶりですが、9割は負けトレーダーですから・・・
    もし私を顧客にすれば、軽自動車をエサにポルシェをぶん取れる訳ですよ。

    ネットではスワップフリー業者でFXアービトラージを考えている人も見かけますが、それほど話題になっていませんね。
    そもそもスワップポイントのサヤ取りって有名ですけど、やってる人はキヨヒサ氏くらいしか聞かないです。

    • Tochi より:

      ふなむしさんこんばんは。
      日本はいよいよおかしな方向に突き進んでいる様な気がしますねー。エルドリアン和男(笑)
      しかしポルシェと軽自動車とは、随分大事になっていますね・・
      って、そう言えば米株の含み損なら自分も同じ位あった様な気が。あれっ、夢だったかな・・(泣)

      実はFXアービトラージを検討したこともあるのですが、フラッシュ・クラッシュなどの際に大損リスクが有るし、必要資金の割に儲けが微妙だったので見送りました。まーそれでもこれだけ金利差が開けばトライする人もいるでしょうが、「軽自動車をエサにポルシェをぶん取れる」という法則の方が未だ全体としては優位である様な気がします。

      ただ、例えば米ドルの外貨預金で年利4-5%を稼いで、将来的な円高リスクに備えるために一部ヘッジとしてスワップフリーのFXでドル円を売っておく、くらいでしたら現実的な方法かも知れませんね。その場合の為替差損益の通算は税区分が違う国内FXではなく総合課税の海外FXしか使えませんし。富裕層に限った方法かも知れませんが・・。

  5. 無断で弟子を名乗る者 より:

    同じジゴクを見ました。私の場合ポジションを半分損切して、EAを止めて精神衛生を保ちましたが、最近の上昇を取り逃して悔しい思いをしております。
    Tochiさんは海外口座を検討して、新しい仕掛けをされたのですね。大変勉強になりました。私は海外FX口座を開設した経験がありませんので、この記事を参考にして試しに開設したいと思います。これからも続報を楽しみにしております。

    • Tochi より:

      無断さんこんにちは。
      損切り、ナイス判断です。多くの参加者が損切ると反転するのは相場の常ですが、とはいえ厳しい状況で持ち続けると破綻のリスクが増してしまうので、想定外の状況になった際には(仮にその後反転しようとも)損切るのがレバレッジドトレードにおける不可欠な振る舞いだと思います。

      海外口座に関しては「(日本の)金融庁に登録のないFX口座は全て詐欺」という様な極端なことを言う方もいますし、金融庁もその様な雰囲気を醸し出しております。確かに最近はGemForexが、直近でもAssassin FXが飛びましたので、詐欺が非常に多いのは紛れもない事実です。

      とは言え、海外の方はすべからく海外口座を使っている訳で、それらのブローカーが日本の金融庁に登録していないからと言って全てが詐欺ということはあり得ません。ですので問題は、詐欺ではない海外ブローカーを見分けることにあるかと思います(いや、ことの本質は日本の金融庁の規制が余りにもガラパゴス化していることなのですが・・)。

      この点で確実な情報を個人で得るのが極めて難しいのが辛い所ですが、例えば営業からの年数が十分に長いか(投資詐欺の殆どがポンジスキームだとされていますが、長期間継続することは不可能であるため)、企業規模が十分に大きいか、ライセンスを複数国で持っているか、口コミで悪評や出金拒否などが無いか、保証機構に加入しているか、などが挙げられます。また個人でできる対策としては、海外口座だけに絞り込まない(国内口座も併用する)、無くなっても困らない(保証される金額までの)投資にするなどが挙げられます。また、挙動やルール変更などに注視し、「詐欺ではないかと常に疑いつつ」海外口座のメリットを享受し、何か怪しい挙動があった場合には直ぐに撤退する、という姿勢も重要だろうと考えております。

      まだ2週間ほどですが、ExnessでEAを走らせていて気がついたことは、接続が悪い(ping値が高い)ことです。サーバーが貧弱で距離が遠いことが原因だと思いますが、ログを見てみると一日に何度か、数秒~1分ほど接続が落ちています。「千刻」EAの場合はこれでも問題がないと判断しましたが、スキャル系EAには向かない口座だと思います。また、30日で50万ドル以上のトレードで無料でサーバー(VPS)を使わせて貰えるそうなので、走らせるEAによってはサーバー経由でトレードをした方がいいように思えます。

      今のところこれ以外の問題を把握しておりませんが、もし何か危なそうな情報を見つけた際には是非シェアして頂けますと大変助かります!

      追記:例えば、WikiFXなども一つの指標になるのではないかと思われます(単なる広告の可能性もあり)。
      Exness
      https://www.wikifx.jp/exness-safety/
      https://www.wikifx.com/ja/dealer/0001390005.html
      Gemforex
      https://www.wikifx.jp/gemforex-safety/
      https://www.wikifx.com/ja/dealer/9566661092.html

      • 無断で弟子を名乗る者 より:

        有益な情報をありがとうございます。Exnessについて、情報収集しておりましたので、大変助かりました。WikiFXなど、これまで知らなかった情報だらけですし、初心者の私にとっては、皆さんのコメントも非常に勉強になります。