我が家がコロナワクチンを接種していない理由

Tochiが住んでいる地域は相変わらず緊急事態宣言をしていますが、海岸に散歩に行くと大勢の人がいます。一方で、小型店はコロナを理由に休んでいる店が多く、商店街だけは閑散としている印象です。

テレビを持ってないこともあり、Tochiは元々コロナ自体には大して興味がありませんが、暑いのに外出するとマスクをつけなければいけない雰囲気なこと、旅行にいけないこと、趣味のランチ外食が出来ないことは結構困っています。

 

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 我が家のワクチン反対勢力! 

先日ようやく我が家にもコロナワクチン接種券が届きました。発熱などの副作用が高確率で出るとのことだし面倒くさくもあったのですが、暇だしタダだし興味本位で打ってみようと思い何度か予約を試みましたが、全て埋まっていて予約すらできませんでした。ダメじゃん・・。

 

面白かったのは、それをPuchi(妻)に言ったところ、「ワクチンなんて危ないから打たないでくれ、絶対ダメだ!」と言われたことです。

どうも最近 YouTube などでやたらワクチンやコロナの勉強していたようだったのですが、その結果、いつのまにか反ワクチン派になっていました(笑)

Puchiは元々アレルギーをいくつか持ってるので、副作用が多いと言われているワクチンを打ちたくないのは理解できますし、好きにすればいいと思いますが、花粉症くらいしかないTochiまで禁止するとは余りにとんちんかんな理屈に思えます。

こんなのコロナ脳ならぬ、ワクチン脳じゃん!?

 

仕方ないのでワクチンの安全性について少しだけ調べてみました(*なんせ興味がないので超適当ですが)。

 

 リスク・ベネフィットは? 

ワクチンは不純物を注射するわけなので、副作用が全くないということはあり得ません。よって、ワクチンのリスクよりもコロナのリスクが上回ることで初めてワクチンを接種することが正当化されます。

 

この観点で考えると、意外なことに年齢によってはワクチンを打つほうがいいとは必ずしも言えない可能性がありそうです。

例えば、ファイザーが16才から55才までの4万人もの参加者で調べたデータでは、ワクチン接種はコロナ感染を防ぐには有効であるものの、亡くなっているのは高齢者ばかりなので、死亡抑制効果で見ると50代くらいまではワクチンを打っても打たなくても変わらないという結果が得られています。さらに、重症者に関してみるとワクチンを接種した群の方がむしろ多くなっています。

解釈は色々できるのでしょうが、このデータを偏見なしに見た限りではとてもワクチンを接種する気にはなりません。

 

 

https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.07.28.21261159v1

 

但し、この手のデータは一つの論文だけで判断することは難しく、また前提条件の違いや、国による感染リスクや死亡リスクの違いにも注意してみる必要があります。

例えば、100万人当たりの死亡者数が2,065人のアメリカに対し、135人しかいない日本におけるコロナのリスクはアメリカよりもはるかに低いと考えられます(21.9.17現在)。このため日本におけるワクチン摂取は、アメリカよりもはるかにリスクベネフィット比が悪いと言えます。

 

さらに、せっかく副作用を我慢してワクチンを摂取しても、ワクチンの効果がほとんどないコロナ株が蔓延する可能性があるようです(下図)。抗生物質を多用する病院で多剤耐性菌が発生するように、様々なコロナ株がある中で特定のワクチンを使い続けると、そのワクチンが効かないコロナだけが選択的に増えてしまう可能性が高いためです。

 

 

ミュー株に中和抗体「ほぼ効果ない」最新研究で判明

https://news.yahoo.co.jp/articles/eca00749a073c384dbf7825ec38b92d886e30be9

 

どうしよ、Puchiを説得できる材料がないとです・・。

 

 コロナ問題の本質 

コロナで行動制限を課したり、緊急事態を宣言する本来の目的は医療崩壊を防ぐためであり、感染者の総数を減らす効果は期待できません。なぜならば、ある程度広がってしまった感染症は、集団免疫が獲得されるまでは収束しないからです。つまり、行動制限や緊急事態宣言の目的はあくまで医療体制確保までの時間稼ぎに過ぎません。

具体的には、コロナに対応できる病床や医師の確保が課題です。これは1年以上前からの話ですが、日本は欧米に比べ遥かにコロナの重症者が少ないにもかかわらず、現在においてもなお十分な医療体制を確保せず、行動制限や非常事態宣言のみを続けております。

 

ちなみにですが、人口当たりの病床数全体で見ると、日本が世界一の13床(千人辺り)で、主要7カ国では、ドイツが8床、フランスが5.9床、イタリア3.1床、米国2.9床、英国2.5床に過ぎません。しかし日本はわずか数パーセントしかコロナ対策に使っていないため、何故かコロナ病床が足りなくなっているのです。

この責任の所在が厚労省なのか知事なのか、政府なのか医師会なのかは知りませんが(たぶん全部)、コロナ病床を確保する努力を怠っているがためにそのツケを全て国民に支払わせているというのが日本のコロナ問題の本質です。

 

医療は基本的に税金で運用しています。にも関わらず、誰かの既得権益を優先するために国民の医療と経済とを犠牲にする政策をいつまでも取り続けているとは本当に許すまじき行為に思えます。

もう税金なんてビタ一文払いたくない 😡 あ、ワクチンどないしょ・・

コメント

  1. 初めてコメントします。
    僕もワクチン打ってないのですが、やはりここに書かれていることがまさに本質のように思えます。
    日本に住む基礎疾患無しの中年以下にはリスクのわりにメリットが少ないんですよね。

    もちろん統計等の取り方を多少代えればまた違った結果も出るかもしれませんが、少なくとも絶対摂取すべきというほどの材料は見当たらないように思います。

    • Tochi より:

      招き猫の右手さんこんばんは!

      >日本に住む基礎疾患無しの中年以下にはリスクのわりにメリットが少ないんですよね。
      ヨカッタ・・。「自己中ダー!」と袋叩きに合うかも知れないとも思っていたのですが、同じ様に考える方もやっぱりいるんですね。

      >少なくとも絶対摂取すべきというほどの材料は見当たらないように思います。
      これだけプッシュされているのだからよっぽどリスク・ベネフィット比がいいのだろうと思っていたのですが、今回ちょっと調べた限りではどうも年齢によっては必ずしもそうとは言い切れない、というかむしろ逆であることを示すデータがあり、かなりビックリしました。
      少なくとも厚労省はこの手の話を認識していそうなものですが、コロナ対策というよりコロナパニック対策として政治的な意図も絡んで現役世代や若者のワクチン接種を推進し、同時に議論すら許さない雰囲気が同調圧力によってもたらされてるように感じます。

      個人的にはコロナよりも遥かに、この様な根拠に乏しい政策や同調圧力の方が恐ろしいです!

  2. Eeyore より:

    合成の誤謬

    • Tochi より:

      合成の誤謬:ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じることを指す経済学の用語。

      なるほど、如何にもありそうなご意見です。
      ただ全体では接種したほうが重傷者が増えるとデータが示しているにも関わらず「マクロではその方がいい」と言う結論はどうにも納得が出来ません。
      例えば、ワクチン接種はコロナ対策ではなく、”コロナパニック”対策であるというならまだ理解できますが、その場合はワクチンよりもテレビを見なくする方が効果が高そうな気がします。