お金ってな~に? 節約のすゝめ (17/4/18)

8d968c22ff39e58ca15dfdf57675b37d.jpg靴と鞄とネックレスとイヤリングを買ったら節約するわ。あと、コートとブーツとマンションも。

 
お金って不思議です。
元々は物々交換に始まり、それが徐々に石や貝にかわり、今では紙や金属、もしくは通帳や給与明細やモニターに映る単なる数字へと劇的な変化を遂げています。
 
お金があれば好きな物やサービスを購入することが出来ます。つまり何らしらの価値がある。それ位のことは知っていましたが、それ以上余り気にしたことはありませんでした。でも投資を始めるようになってようやく気になり始めました。お金って一体何でしょう?
 
 
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 お金は価値か 

 
投資をしていると少しおかしな気分になります。スーパーでいつもより少し高いお惣菜を買うための数十円には悩むのに、投資では平気で何十万も儲かったり損したり。そもそもFXなんて労働とは違って何の価値も生みだしていないのにより大きなお金が動きます。例えば、勝つことに価値があるからお金がもらえるんだとは言えなくもありませんが、その価値が労働よりも遥かに大きな価値であるとは感情的には受け入れ難いところです。
 
また、Tochiがよくお買い物をするAmazonでは、物は同じでもよく見ると値段は結構変わっています。どうも在庫数と欲しい人の人数のバランスで値段を付けているようですが、これは案外どこにも共通する話で、誰でも出来る労働だと低賃金な傾向があったりします。つまり、お金で表現される価値は、価値は価値でも相対的な価値でしかないということです。
 
つまりお金は感情で理解できるような価値とは違ったり、時と共に変わる様なふわっとした価値を表現している紙や数字だと考えられます。
 
 

 お金の機能 

 
ふわっとした価値を持っているお金ですが、結構便利です。例えば、野菜を作ってもしばらくすると腐って食べられなくなってしまいますが、お金なら価値を余り変えずに貯めることが出来ます。また、野菜を作っている農家は野菜は沢山ありますが豚肉はありません。しかし、野菜を売れば豚肉が買えます。つまりお金には価値の変換機能があります。しかも物と物の変換だけではなく、サービスと物や、能力と物の変換にすら使える魔法のような機能です。でも便利な機能を使うにはその分コストが付き物。一体どの位のコストが掛かるのか?
 
 

 手数料ビンボー 

 
投資は勝つか負けるか以前に手数料との戦いがあります。50 %勝つだけでは勝てません。買った場合だけではなく負けた場合でも数%づつ手数料が引かれます。でも、これですらコストは激安です
 
労働をサービスや物に変えるコストはこんなものではありません。例えば企業に勤めていれば労働で生み出した価値の多くて半分、少なければ1割以下が賃金として支払われることでしょう。さらに、何かを購入しようと思ったら物やサービス自体の価値に加え、税金や輸送、人件費、企業の利益というコストを上乗せして支払う必要があるからです。
 
結果、「労働を物やサービスに変換するするためには、価値の数倍の”コスト”がかかる」ことになります。恐るべき手数料です。ざっくり例えれば、ベビーシッターや家庭教師として働いた場合は時給1,000円程度でも、雇おうと思ったら1時間で3,000円位は掛かるのではないでしょうか。だとすれば、節約は単なる”ケチ”ではなく、合理的な”チエ”なのかも知れません。
 
まとめ:便利は高いしネックレスは要らない。
 
 

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