さて、年始からずっと続いてきた円高の雰囲気がTochiの損切りを堺に徐々に和らいできたように感じられます (゚д゚)。それまでレンジの底だった111.5円を再び上抜けられるのか、それとも108円を割るのか、それとも108~111.5円で再びレンジ推移になるのでしょうか?
世界の為替取引は1日500兆円(2016年)と言われておりますが、その内ドル円は2割弱の90兆円程度です。貿易が2割くらい、機関投資家が5割、個人が3割程度ではないかというウワサです。
個人はロング
個人のポジションの一部はオープンになっており、簡単に見ることができます。それがこちら、、
OANDA
外為.com
両社ともパターンとしては非常に良く似ております。しかしよくよく見ると外為の方が少しロングが多いかな。OANDAはJPも.com(カナダ?)もデータが同じでしたので恐らく全世界の集計だと思われます。日本と世界の好みの差かな。
ついでに注文も、、、
OANDA(左側)
外為.com
スケールが異なるせいもあるのか、かなり印象に違いがあります。一番驚いたのは、17年3月時点で44万もの口座がある外貨.comのドル円注文の1メモリが僅か100万通貨ということです。これでは数人の大口がいたらデータや注文が大きく歪んでしまうと考えられます。もちろんOANDAにも同様の事が言える可能性があります(口座数非公開)。
さて、これらのデータを見るにつけ、データ量は本当に十分なのかという点が一番気になりました。正直お手上げですが、興味深いサイトを見つけました。世界のFXブローカーの人気順をWebサイトのトラフィックから推測したとのことです。世界で1、2位を争っているはずの我らが日本のGMOとDMMが、、、なぜか上位におりません ( ノД`) 情報迷子
あの子がショート
ここまでをまとめると、個人はロング。じゃあ誰がショートなのか。先日、米国の対貿易赤字国にドイツを抜いて日本が2位(1年で約8兆円)になったというニュースが流れました。日本の最近の貿易収支はトントンくらい。・日本の貿易収支の推移
だったら輸出業者がアメリカで儲けたドルで円を買いそうです。でもそう言えば日本が買わないといけない資源はドル建てが多そう。サウジアラビアの人がラクダを買う時にドルを売るから結果オーライ?
お手上げ (・Д・)ノ でもまあ残りの5割、機関投資家が一番アヤシイ!もし仮に機関投資家がドルを売っていたなら、優しく買い戻して個人に分配するのか、もっと売って個人を焼き尽くすのか、結果はもうすぐです ((((;´・ω・`)))
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