MT4を走らせるFX業者比較!スプレッドを測定してみた

MT4(Meta Trader:ソフト)を走らせるには、いいEA(Expert Advisor:自動売買プログラム)を選ぶことはもちろん、どのFX業者で運用するかも勝敗を決する大切なポイントになります。中でも、

① スプレッド(売りと買いの価格差、pips)

② 相性(EAの注文がちゃんと通るか)

がポイントになりますが、相性ばかりは結婚してみないとわからない!そこで今回は自分の持っているリアル口座でドル円のスプレッドの推移を測定し、比較してみました。MT4に以下を入れて記録しました。

Spread recorder

 

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 リアルタイムスプレッドの比較(ドル円) 

とは言っても、持っているなかでMT4が使える口座はまだそんなにありません。今回はOANDAの東京サーバとNYサーバ、外為Finest、Axiory(海外)の4つを測定しました。その他、国内の有名所のスプレッド履歴は以下で見られます。

スプレッド比較

 

測定には1分足を用いて、データは1分間の平均値を示してあります。測定期間は3~4日程度。全データを重ねて表示しております。以下が結果です!

 

軸は対数表示にしております。共通するのは6~7時位に富士山の様なスプレッドの広がりがあること。 

 

また、それぞれの口座もかなり特徴があります。

軸は1メモりが1pipsです。それぞれ縮尺が違うので注意して下さい。6~7時を除けば、OANDA (NY)は0.8 pipsに意地で張り付いております!内部でどんな処理をしているのか、正直ちょっと異様に感じました。

OANDA (東京)も0.4 pips位の時間帯が長いですが、たまに跳ねています。Finestは21~27時位まで少し広がる傾向がありました。Axioryは”風まかせ”。かなりぶれておりますが、この方がむしろ自然に感じます。

 

では、結局のところどの口座のスプレッドが狭かったのか?

 

一番左が24時間の平均値です。各社の平均的なスプレッドは見ての通り、狭い順に

Axiory > Oanda(東京) > Finest > Oanda(NY) です。4~8時だけ1時間刻みで見てみると、6~7時を中心にどの口座もスプレッドがかなり広がりますが、順位は殆ど変化しませんでした。

 

 朝スキャEAのポジ時間 

NYでの取引が終わる時間帯、日本で言う3~8時位はレンジ相場になりやすく、レンジに逆張りする朝スキャEAが沢山あります。でも6~7時はどこもかなりスプレッドが広がるのでもう使えないのか?

そこで、そんな朝スキャEAの1つである「WBZ ONE」がどの時間帯にポジションを取って、決済しているのか調べてみました。

 

4時~8時でほぼ均一ですね。。。6~7時台にも頻ぱんにポジションを取りますし、決済はむしろこの時間帯がピークです。う~ん、朝スキャEAはかなり難しい戦いを強いられている様です。

 

 どこを使うか? 

Axioryは素晴らしいけど取引の度に手数料がかかるし(+0.6 pips相当)、次に素晴らしいOanda(東京)はEAとの相性が難しいというウワサもあるし、悩ましい限りです。

とは言え、朝スキャ系のEAなら6~7時台のスプレッドが狭いことが必須条件なので、Oanda(東京)か、手数料を払ってでもAxioryが良さそうです。

スイング系のEAなら相性が一番なので、実績のあるOanda(NY)か、評判のいいFinestなどを使っていきたいと思います!

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