
超ハイリスク・ミドルリターンのため撤退予定のソーシャルレンディングですが、今月もなんとか分配金が入金されました! 内訳は、、、
総投資額:291万円
CrowdBank:40万円 (1,816円)
maneo:49万円 (2,654円)
LuckyBank:98万円 (6,392円)
CrowdLease:32万円 (2,586円)
みんなのクレジット:70万円 (2,395円)・・激ヤバ
TrustLending:20万円 (2,169円)
*カッコの前は投資額。カッコ内は今月の分配金(源泉徴収後)
合計:18,012円
今月も完済も数件発生しましたが、もう再投資はしません。撤退を決めたのは、投資先が明らかでないような投資は幾ら年に10 %配当が付こうがリスクが高すぎで割りに合っていないと考えたためです。
今月はみんなのクレジットで動きがありました!なんと親会社からみんクレ株式の譲渡を受け、正式に親会社から切り離されました!
これでみんクレが倒産しても親会社は一切の責任を追われずに済む可能性が一段と高くなったと考えられます。いよいよヤバイか、、、
この手続のためにさっさと倒産させれば一番儲かったはずなのに倒産を先延ばしにしていたのかもしれません。今月の返還(6/28)は、今後のみんクレの出方を見極める上で非常に重要なポイントになるであろうと考えております。
ソーシャルレンディング業界はどうなったか
行政処分の勧告でみんなのクレジット問題が発覚したのが3月24日。その後、ソーシャルレンディング業界のプチバブルが崩壊したのかどうかが気になります。5月分の募集金額の合計が出たようなので確認してみました。
クラウドポート、募集額の推移。

一見すると4月、5月はに大きく減少しているように見えますが、逆に3月が高かっただけなので大きく募集額が減ったということは無さそうです。赤線でトレンドラインを引くと相変わらずの右肩上がり。
でも少し気になるのはこのトレンドを支えているのは主に新規加入の業者のようです。大手だけだと黄色線で殆ど変化はありません。それにしても貸主を適当にしても、なんなら親会社にしても公表しなくていい(金融庁の規制で公表できない)ようなソーシャルレンディング事業が、みんクレ問題が発覚後もそれなりに投資家の信頼を得ているのは驚くべき事実です。
実際、公表はしておりませんが、人気の新規事業者などは借り主が1社に集中しているようなところもありますし、アルファベットで借り主を表記していない所は極めて限定した借り主であろうことは想像に難くありません。そうなるといくら案件を分けても全く分散投資になっておらず、仮にその借り主が倒産したら全財産を失います。
もちろん、大多数は誠実な運営を為されているであろうと期待はしておりますが、投資家には誠実な業者と最初から金融庁の規制を利用して騙してやろうと考えている様な不誠実な事業者を区別する手段は一切与えられておりません。
金融庁の嫌がらせか何か知りませんが、せめて借り主だけはなるべく早く開示出来るようになって欲しいものです。そしたら是非また使わせてほしいので (;´Д`) 天下りを沢山受け入れないとむりかなー