Amazonで急増している中国メーカー粗悪品の見分け方

品数が多いし比較的安いのでショッピングはほとんどアマゾンから購入するのですが、このところアマゾンに中国の業者の粗悪品が溢れてきています。

以前であれば「口コミ」「ランキング」「Primeマーク」「Amazon’s choice」の製品を選べば問題ない商品を選ぶことが出来ましたが、最近では中国業者の偽装が横行しており、意図せず安かろう悪かろうの粗悪品を掴まされることがしばしばあります。

どの様に防げばよいのか考えました。

 最近の被害 

最近Tochiが買ってしまった粗悪品です。相場よりもずいぶん安いことが特徴です。調べてみるとどちらも中国の販売業者でした。

 シュノーケル 中国の販売業者(HappinessPlus) 

水が漏れて入ってくるし、ものすごいビニール臭。空気弁も上手く機能しない。下手をすれば死ねます(笑)

 犬の毛玉取り 中国の販売業者(メロディーの舗) 

評価は高く、Amazon’s Choiceでしたが、全くトイプーの毛玉は取れませんでした。原因は刃が切れないため。仕方なく分解して自分で全ての刃を研ぎ直したら少しは使えるようになりました。しかもこの「メロディー舗」、明らかに日本語なのに中国の販売業者でした。かなり狡猾です。

 見分け方 

 ・口コミ

 ・ランキング

 ・Primeマーク

 ・Amazon’s choice

はほとんど当てになりません。理由は以下の様な手法が横行しているためです。

 中国の業者のAmazon進出手順  

中国の個人や中小企業向けに日本のAmazonに進出する為のセミナーの内容 (@Taiwanjin)

 [1] まず、Amazonに出店すると同時に、価格の非常に安い商品(100円程度)を大量に出品する。

 [2]それを、大量に作った評価用のアカウント(50以上)で購入する。

 [3] 出店者は実際に商品は出荷せず出荷連絡を行い、評価用アカウント側はその出店者に星5個のレビューをつける。

 [4] すると、ショップの評価が99%以上のユーザーが星×5個をつける優秀ショップになり、自社出荷だが、Amazon倉庫からの出荷と同じ信用のある「マケプレプライム業者」の資格を得て、Primeマークをつけて出品ができる。 

 [5] 評価用アカウントからAmazonへの代金支払いはあるが、出店者側は商品コストも発送コストもかからない。Amazon側から商品の購入代金も振り込まれる。つまり、100円の品物を50個、評価用のアカウントに販売した場合、Amazonへの手数料(最低50円)×50 =2500円 で信用あるショップが作れる。

 [6] 日本のAmazonユーザーの多くはショップの評価一つ一つを見て購入を判断せず、星の数とPrimeマークのみで判断するので、新規ショップでも最初から実績のある信頼度の高いショップと見られ、実際の商品の品質や対応に問題があったとしてもどんどん売れる。顧客の住所も容易に集め、リスト化できる。

 [7] そして、自社と競合する販売者がいる場合は、そこから商品を購入し、発送連絡が来ると同時に「商品が届かない!」「品質に問題がある!」とウソの内容とともに、その販売者のレビューに星1個をつけて顧客が不安に思うレベル(星3個以下)まで評価を落とす。その後、返品・返金の手続きを行う

 [8] アマゾンジャパンは、これらのあきらかに虚偽、不当なストアレビューであっても、Amazonから出荷のものでない限りは一切関与しないので、評価下げをされた業者はそのまま泣き寝入りすることになる。

 [9] この評価上げ、評価下げを請け負うコンサル(と言えるのだろうか)も複数存在する。

 [10] このメソッドにより、日本のAmazonユーザーは、これまでAmazonで真面目に商売を行なっていた日本の業者を信用しなくなり、新規参入の中国業者の方が高評価のパーセンテージが高いからと、そちらから商品を購入するようになっている。

ではどうすればいいかと言うと、少なくとも

 販売業者の所在地を確認する 

ことが必要です。例えばシュノーケルであれば、赤の四角の「~が販売、発送します。」の「~」をクリックする

そして、住所の最後を確認。「CN」は避ける。

そして出来れば、

 メーカーの所在地を確認する 

方が良さそうです。青の四角のメーカー(製造業者)名を確認、

Googleなどで「メーカー名 company address」で検索。該当する企業が中国であればなるべく避ける。検索で出て来ない様ならなおさら避ける。このメーカーは検索にヒットせず。毛玉取りは深セン市とのこと。。

 この先気を付けること 

アマゾンがフィルターで販売業者の国籍を選択できるようにしてくれれば問題は解決しそうなのですが、どうもアマゾンは問題は承知しつつも、プラットフォームを提供しているだけという立場を取り、今の所対応する気は無さそうです。よって、今後も中国の販売業者と日本の消費者のイタチごっこが続くことが予想されます。

既に日本人が日本製(メイド・イン・ジャパン)を好む傾向が注目されており、中国のメーカーが日本に進出し、メイド・イン・ジャパン(デザインド・イン・チャイナ)の粗悪品が流通しつつ有るようです。

個人的には日本の小売店でも多く売られているメイド・イン・チャイナの全てが粗悪品だとは思いませんが、現状を考えるとデザインド・イン・チャイナはちょっと信用し難く思えます。

やはり今後は製造と販売、両者の国籍に注意してアマゾンを利用するのが懸命そうです。

、、、超面倒くさいです。なんとかして欲しい (*´Д`)日本の業者さん、これってチャンスちゃうの~?