ダイエットしたいなら体重測定、投資で儲けたいならトレード日記!

ダイエットの基本は体重測定だとも言われます。確かに食事や運動との因果関係を知るためには体重測定と記録が欠かせません。実際「計るだけダイエット」すらあるくらいです。

だったら、投資もそうなのでしょうか?

 

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 トレード日記を始めた理由 

今までのトレードはだいたいこんな感じでした。

 

↓ 適当にやってたまたま勝ったり負けたりする

↓ 何となく勝つパターンや負けるパターンが分かってくる

↓ 特に負けパターンは繰り返してしまうことが多いので意識して減らすようにする

↓ 何となく儲かるようになる

↓ 相場環境の変化や気分の変化のせいか何故かこの方法が通用しなくなる

↓ 振り出しに戻る

 

これはトレード経験から、

「何を考えて売買をし、その結果はどうで、今後はどうするのか?」

 

を無意識にやっているわけですが、記録を付けていないと色々と忘れてしまいます。その結果、どう改善すればいいのかを検証するのが難しくなります。特に沢山売買しているともう何が何だか分からない・・。

これは正に記録をつけないダイエットと同じ様なことなのかも知れません。

 

とは言え、実はこんなことを考えてトレード日記を始めたわけでは全くなく、単に

 ・大金を動かしているんだし感情任せでやらないためにもせめて記録しておいた方がいいとずっと思ってた

 ・メルマガを購読してる西原さんの本に「FXノート(トレード日記)」がオススメされてた

 

が主な理由です。結果的に1年位続いていますが、何か変わったのでしょうか?

 

 トレード日記をつけた結果 

感情任せのトレードが減った

人にもよるかも知れませんが、Tochiの場合は感情任せのトレードは負けが多かった様に思います。そもそも感情は損失を利益の2.25倍も過大評価したり、未来の価値を過小評価したりする傾向があり(プロスペクト理論、時間割引)、合理的な判断が苦手です。

相場の値動き自体は合理的ではなくむしろ非常に感情的ですが、基本的には取引相手に勝つ(安く買って高く売る)必要があることから、相手の裏をかく心理戦を仕掛けるか、さもなくば合理的なトレードをしなければ相手の心理戦に嵌められてしまう(騙しに乗ってしまう)ことになるのだと思います。

 

握っているポジションに自信が持てる、損切りが簡単

握っているポジションの含み損が膨らんでくると損切りしてスッキリしたくて仕方有りません。それをぐっと我慢して何とか利益につなげる事が多いのですが(*下手)、ポジった根拠を明確にしておくと握力を維持し易いですし、根拠が変わってしまったら損切りすればいいだけなのでシンプルです。

 

利益は変わらない(*当社比)

昨年からトレード日記を始めましたが、一昨年とFX利益に変化はありませんでした(泣)

ただ一昨年はメルマガのコピートレードが多かったのに対し、昨年は殆どコピートレードはしなかったので自己判断でもある程度勝てるようになった可能性はあります。まあこんな風に調子こいてると今年からは大負けかなのも知れませんが・・ (-_-) ちなドル売りで含み損ヤバイ

 

ブログを書くモチベーションが減った

今思えば、Tochiは前々からブログをトレード日記として活用していた様です。それを自分で毎日やる様になったのでわざわざブログを書く必要が無くなってしまいました(笑)

敢えて言えば、ブログは一応人の目を意識するのできれいにまとめるし、カテゴリー化されているので後から自分で検索しやすい事くらいでしょうか・・。でも最近アドセンスもめっきり儲からなくなったしな。Google先生、モチベーションさんが息してませんっ!

 

 トレード日記の例(40代無職男性、鼻マスク) 

Microsoft Wordで書いています。画像がどっか飛んでいくし地味に不便です。

 

トレード日記、基本事項の例

 

株価チャートは「世界の株価」を切り貼り。ドルインデックスは「mataf」、米株と経済指標は「Investing」を見て入力しています。

 

 

トレード日記、ニュースの例

 

Twitter、Zerohedge、Bloomberg、Reuters、CNBCなどを見て気になったニュースや相場の値動きに重要そうな内容があったら記録しています。値動き要因を検証する際にニュースのタイミングがわかると重宝します。アナリストの見解は案外ズレている(時間軸が違う?)ことが多いので自分なりに納得しておくとポジションメイクに使えます。

また自分の考えを裏付ける情報だけではなく、反対の情報をなるべく意識して集めるようにしています(確証バイアス対策)。欲しいのは自己満足じゃない、お金なんだ~!

 

とは言え、実際には思い込みも大切ですし、同じくらい柔軟性も重要です。

「柔軟に思い込む」

このような矛盾を内包することこそが生物が生物たる証であり、相場に対する上でも有効な姿勢の1つに思えます。

 

 

トレード日記、コロナ暴落時の悲壮感

 

相場急変時などは後から考えると馬鹿な売買をしがちなので冷静な売買を維持するのに役立つかも知れません。

その他では考えたことや気がついたこと、チャート分析などを適当に記録しています。閃いたときには正しく思えてもまとめてみると何か矛盾していたり、別のことに気がつくことも多いので地味に役立ちます。

 

まー、流石にこんな事だけで勝てる様になるかは謎ですが、上手く使えば少なくとも変な負け癖を減らしたり投資への興味を維持する効果はあると思います (・∀・)/ 好きこそものの上手成金~☆

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