きすむめと老人の添い寝風俗。The 昭和のエロス!

1968年にノーベル文学賞を受賞し、その4年後に逗子マリーナの仕事部屋で自殺した川端康成著「眠れる美女(1967)」を読みました。

 

3編の短編小説から成る薄い本で、どれも読みやすく、ストーリー性は乏しく、文章が美しく、ちょっとSFチックな不思議な雰囲気が魅力的でした。

 

共通項は昭和のエロス。

エロの描写は全く無いのに、何故かエロい!

XVideosやPornhubばかり見ていると忘れがちになりますが、エロスとは妄想の産物であって、現実ではなく頭の中にこそ存在するのだという事を思い出させてくれる名作でした。

中でも、眠り続ける若い美女と添い寝するだけの風俗に通う老人の話は変態チックでとても素敵でした。

 

この風俗、ぶっちゃけ今やれば結構流行るんちゃうかな・・🤔

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