ストレスと睡眠障害にはCBDがいいかも。VAPE用CBDの自作方法、コスパ3倍！

Tochiは昔からバリバリの夜型でした 😆

学生の頃はそれでも別に問題なかったのですが、社会人になるとそうも行かず、メラトニンから始まりハルシオンに至るまで、様々な睡眠薬を服用してきました。暫くはよく眠れるようになるのですが、どれも数ヶ月もすると全く効果がなくなってしまいます。

もうFIREしているので日常生活には何の問題もありませんが、それでも出来れば普通の生活サイクルに戻したい所です。

そんな中、たまたまCBD（Cannabidiol、カンナビジオール）が睡眠に良いと聞いたので早速試してみました！

 

　CBDとは？　

カンナビノイドは生体内で合成され、CB1、CB2と呼ばれるGタンパク質共役型受容体のリガンドとして作用し、中枢神経系においてさまざまな神経伝達の調節を行っており、その生理的作用は記憶・認知、運動制御、鎮痛、食欲調節、報酬系の制御など多岐にわたることが知られています。

この生体内でのカンナビノイド合成は強いストレスや老化によって減少してしまうため、この不足を補う目的で植物性のカンナビノイドであるCBDを摂取し、生理機能の改善を図ります。

近年、臨床研究も進められており、てんかんや不安障害、睡眠障害などへの効果がある程度は示されている様です。

 

 

CBDの効果と信頼性

https://www.youtube.com/watch?v=p4lQukAorqo

 

CBDは大麻草から抽出される合法成分であり（THCは違法成分）、副作用が少なく、特に向精神作用がなく、乱用、依存、身体依存、耐性はみられないとされています。

 

https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%93%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89, https://www.daiwa-pharm.com/info/%EF%BD%8Cewis/8781/, http://www.saiclinic.com/blog/2020/10/post_114.html

 

　VAPE用CBDの作り方（失敗編）　

Tochiはヘビース◯ーカーでしたが、VAPE（Vaporizer, 電子タ◯コ）で禁煙に成功しました！

らくらく禁煙で節約生活！

tochi-pechi.com

2016.08.13

 

CBDの摂取方法はオイルに溶かしたものを舌下に垂らして接種する方法などもあるようですが、吸収効率が低い（効果は長い）ため、今回は吸収効率の高いVAPEによる吸引摂取用のCBD溶液の作成を試しました（効果は短い）。

 

AmazonはCBD製品の販売を行っていないので、楽天からCBDパウダー 3gを5,000円程度で入手しました（タイムセールが多いので、安いのが見つかるまで暫く探すのが良さそう）。

このパウダーをりきっどやの「超メンソール」（ベジタブルグリセリン, VG：プロピレングリコール, PG＝60：40）VAPEリキッドに10%程度のCBD濃度になる様に溶かそうとしましたが、拡散はするもののほとんど溶けず、何度も熱をかけよく混ぜても何日か経つとまた分離してしまいました。

 

 

CBDはVABEリキッドにはほとんど溶けない！

 

仕方なく、吸入する前によく振ってから使うことで何となくは使え、効果も実感できましたが、しばらくすると分離してくるので、ちゃんと吸えているのか今一確信が持てませんでした。

 

VAPE（左）と100均で買った調整器具や容器

 

　VAPE用CBDの作り方（成功編）　

分離してしまうのは、CBDが油などの有機溶媒には溶け易いものの、水には溶けにくいことが原因でした（溶解度：more than 0.5 g/ml in propylene glycol, 0.37 g/ml in Olive oil, and less than one microgram/ml in water）。

そこで、有機溶媒であるプロピレングリコール(PG)に予め溶かした後、VAPEリキッドで希釈する方法を試しました。

 

 

小ビンに3g CBDを加える。スパチュラ風の奴は100均のマドラー

 

 

ここにPGを30g(またはml)加えると、直ぐに溶け始める。3g/33gなのでCBD濃度は9.1%

 

ビンの黒線は100均の小さな計量カップで10mlづつ水を入れて付けた自作のメモリ。電子測りがない場合は、この様なメモリを参考にPGを加えても良い。共洗い（CBDの容器を予めPGで洗い、洗い液もビンに加える）をするとCBDが無駄にならなくて良い。

 

 

加熱したら完全に溶けた（左）。その後、VAPEリキッドと1:1で混ぜた（中央）

 

湯煎（安全、初心者向け）か、フタを取って電子レンジで20～30秒ほど加熱する（危険、上級者向け）と完全に溶ける。

その後、VAPEリキッドと1:1で混ぜると、VG：PG＝30：70、CBD濃度約4.5% w/wになる。高濃度がいい場合はVAPEリキッドと混ぜずにそのままVAPEに使ってもOK。

CBD溶液は色がついた溶液なので、遮光保存（暗い所で保存）が良さそうです。

 

 

VAPEリキッドと混ぜた後は振るだけで加熱しなくてOK。分離もしない

 

楽天で最も安価な部類のAzaleaの10% CBDが10mlで5,000円程度なので、自作することで3倍もコスパが良くなります！

 

http://cannabis.kenkyuukai.jp/images/sys%5Cinformation%5C20171206225443-F93DD6CFE8B1C092970601FFD88BDBE2E5F96AE8B22F18642F02F65C6737547F.pdf, https://patentimages.storage.googleapis.com/98/45/66/567f534f36da8c/WO2018150182A1.pdf, https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0928098721003602

 

　VAPE用CBDの効果は？　

睡眠障害の改善を狙っているので、寝る前に吸ってます。

吸い方は、肺に入れてから5秒ほど息を止めてから吐き出します。これを数回繰り返します。

加熱しすぎるとCBDが分解してしまうそうなので、VAPEの電力は20mW（Eleaf Pico Compad 4ΩCoilを使用）にしています。

 

吸ってもすぐには何も実感はありませんでした。ただ、普段は明け方まで眠くなりませんが、始めてから2週間ほどは夜中に眠くなって眠れるようになりました！

既に使い始めてから2ヶ月以上経過しています。最近では明け方まで眠れないこともしばしばありますが、それでも吸っている方が若干眠くなりやすいような気がしています。

 

疲れていると普通に良く眠れるので、CBDを摂取するだけではなく、運動や睡眠法（例えば4-7-8呼吸法やシャッフル睡眠法）などと組み合わせるとより効果があるのではないかという気がします 😎 （めんどい！）

 

効果の程は人それぞれでしょうから、ストレスや睡眠障害で悩んでいる方は一度トライしてみるといいかも知れません。面白いですよ！