納車直後に2度の転倒をしたことで安全に全振りしたカスタムを行ったハンターカブ(JA65、2023年型)ですが、またまた気になることが出てきてしまいました!
それはシフトインジケーターがないことです。走行中や停車時に、いま何速に入っているのかが頻繁に分からなくなります。
インジがないと困る?
実はインジがなくても特別困ることはありません。エンストしないので何足だろうと一応発進は出来ますし、ニュートラルだけは点灯でわかるので、何速かわからない時は毎回ニュートラルになるまで何回かシフトチェンジをすればいいだけです。
実際、今乗っている他のバイクにもインジはありませんが、全く問題ありません。
ただ、カブ特有の遠心クラッチの特徴なのか、踏み込みだけで操作するせいか、シャフトがたわみ易いせいか、ギアーが変わったのか変わっていないのか今一わからないことがたまにあります。
シフトチェンジはミッションバイクの「カッチッ」と噛み合わさる感触ではなく、「ガチャコン」か、「カチャッ」か、「ぐにゃっ」といった、ギアを変えたというよりはスイッチを押したような感触で、特に停車時に1速に戻す際に苦戦することが多いです。
また、カブ特有のロータリーミッション(N↔1↔2↔3↔4↔N)なので、下り坂でエンブレをもっと効かせたいからギアーを下げたらニュートラルに入ったり、逆に上り坂でパワーを出すためにギアーを下げたらニュートラルに入ったりといったことが何度か有りました。これは地味に焦ります(但し、他のバイクのように中途半端に2速に入ってからニュートラルに落ちるようなことは起きません)。
どれも慣れれば何の問題も有りませんが、なにぶんPuchi(妻)はバイク初心者です。
運転を見ていても、停止した時に1速に入れるのにガチャガチャともたついている姿を割りとよく目にします。だったら・・インジがあった方がより安全なはず!
アイプロインジとステー
JA65の専用品を取り付ける必要があります。感度が素晴らしいと評判なのがアイプロです。
アイプロ JA65用シフトインジケーター(Amazonはコチラ)
まっすぐ取り付けたい場合はメーターホルダーがあると便利です。
取り付けは割りと苦戦しました。というのも、頼りにしていたYoutubeの取り付け動画がJA55用(2020年式)で、JA65とはかなり異なったためです。
JA65はセンサーを交換する必要がないので、手順自体はJA55よりも大分簡単なのですが、JA65の手順がこれ(簡易製品マニュアル)とこれ(カバーの外し方)位しか見つからず、どこをどうすればいいのか理解するのが初心者としては難しかったです。ただ、作業自体は配線に割り込むだけなのでわかってしまえば簡単な内容でした。
取り付け後の見た目
まるで最初からここに居たような違和感のない見た目です!
それにしてもJA65はJA55と違ってシフトセンサーが元々付いているんだったら、何故表示だけしないようにしているのかが凄い謎でした。だったらついでに表示してほしい・・。
そして、センサーがないならこのキットは単なる配線とメーターなので、この価格は流石に高すぎる気がします。自作すれば3千円位でできそうなもの。もしくは、センサーが別売りのこんな変わり種でも面白かったかも知れません。
実際に走った感想、シフトチェンジのコツ
いや、めちゃめちゃ便利です(笑)
カスタムの満足度はフォグランプと同等レベルにとても高いです。特に停車時の1速へのシフトチェンジが格段に早くなりました!また、エンブレのギアも自由自在になりました。これは是非ともカブ系の標準装備にしてほしいものです(ちなみに何故か22年以降のクロスカブ110やスーパーカブ125では既に標準装備)。
インジを付けてわかったのは、「停車時にギアーが変わったのか変わっていないのか今一わからないことがたまにあった」のは、エンジンの回転数が低いためか、停車時だとギアチェンジに時間がかかる為だったようです。まだ変わってないのに失敗したと思ってガチャガチャと追加で踏むために変なことになっていただけだとわかりました。
遅い時は1秒弱かかる様なので、インジのないカブ系では停車時のシフトチェンジをゆっくりすればチェンジミスを大幅に減らせるものと考えられます。
Puchiも「安心して乗れるようになった」とご満悦でした!
(まぁ、まだ安心するのは気が早い様な気がするケドも・・😳)