2017/1/11 インヴァスト証券のレンジフォーカスが面白い!

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いつもトライオート(ループイフダン、トラリピと同じ様な自動繰り返し注文)で主にお世話になっているインヴァスト証券ですが、最近「レンジフォーカス」なる自動売買の提供を始めました。

中身の見えないシステムトレードには超懐疑的な私ですが、何気なく見てみると内容は単なるEUR/AUDの両建てループイフダンでした。でも設定がなかなかどうして興味深い!

様々な通貨ペアで過去3年分の値動きの80 %をカバーできる範囲に両建てのループイフダンを仕掛けるのですが、その際買いは低目に売りは高目にずらして、注文範囲を3年間の値動きの49 %に、両建ての範囲を3年間の値動きの34 %に限定することで注文AP(オートパイロット)数を減らし、必要な証拠金を減らしています。

161128_pic05.png(参照)http://www.invast.jp/information/2016/12/02-3141.html

 

さらに、この設定でなるべく少ない証拠金でなるべく多くの利益を出せる通貨ペア(=最も資金効率が良い通貨ペア)が、EUR/AUDであったとのことです。(図は3,000通貨単位で2015年1月~のバックテストの結果)161128_pic06.png(参照)https://www.triauto.jp/setupblog/2016/12/rangefocus-09.html

 

これはつまり、よく変動する通貨(決済回数=利益が多い)だが、過去3年の変動幅は少ない(注文数が少なくて済む=証拠金が少なくていい)のがEUR/AUDだったということです!
個人でここまでの分析をするのは不可能ではないにしても相当骨が折れると思いますが、それをインヴァスト証券のデータサイエンティスト、栢本淳一さんがやって下さったとのことです!しかも今ならキャンペーンで最大3万円のキャッシュバックもあるとのこと(2017/2/28迄)。ありがたや!
まとめると、EUR/AUDのレンジフォーカスは、

メリット
・少ない注文数(証拠金)で利益を最大化出来る設定を提供してくれる
・注文数が少ないにも関わらず80 %の期間で利益が得られそう
・レンジも決済幅も損切り幅も全て設定されているので一切自分で考える必要がなく放置できる
デメリット
・マイナー通貨ペアーなのでスプレッド(売りと買いの価格差=手数料)が高い(2 pips)
・両建ての注文があるので、ある程度まとまった含み損を持ち続けることになる
・過去3年が上手く行ったからと言って今後も上手くいくとは限らない

 


最後で落としてしまいましたが、バックテストの結果はあくまで過去の結果にすぎません。私達の日常であるならば「未来は過去の相似形」であるかもしれませんが、相場では何故かしばしば100年に1度と言われるような出来事に出会います
とは言え、アイデアが実に面白い!

理屈が気に入ってしまったので早速試してみることにしました!まずは1万通貨単位で稼働&損切りは自分でしたいので解除!結果はブログで順次報告します (^-^)/

 

=17/1/13追記=
早速レンジを下抜けそうなので自分でカスタマイズしました!詳細は以下にて。
インヴァスト証券のレンジフォーカスを勝手に調節! 

 
 

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