つい先日、国内で唯一不正出金に対する補償制度が実施されている取引所、bitflyerにてLightning BTC-FX/JPYの手動ループイフダンの売りをはじめました。
BTC-FXはコレが初めて。例によって売ったらどんどん上がって(含み損が増えて)愉快だなぁ、、(*´Д`)と呑気に構えておりましたが、何気なくルールや仕組みを調べていて既にど偉いミスを犯していることに気がつきました。それはBTC-FXにbitflyerを選んだことです。
ミス其の一:スワップポイント(手数料)が高い
ビットコイン(以下1BTC=100万円と仮定)をLightning BTC-FXで売っても買っても1日あたり400円(0.04 %/day)も手数料を支払わないといけません(以下2018.4.25現在)。
スワップポイントは本来通貨間の金利差を埋めるために存在するものですから、ドルなど金利の高い通貨を買った場合は受け取り、売った場合は支払うものですが、Lightning BTC-FXは買おうが売ろうが支払う必要があります。つまり単なる手数料です。
それならそれで構いませんが、問題はこの手数料が無視できるほど安くはない点です。今の所ビットコイン売買そのものの手数料は無料にしておりますが、スプレッドという名目で別途手数料を徴収しておりますし、トータルの取引コストとして決して安くない取引所だと言えます。
参照)https://bitflyer.com/ja-jp/commission
ミス其の二:現物との乖離で多額の手数料が発生
これは全く洒落になりません。SFD(Swap For Difference)と呼ぶそうですが、Lightning BTC-FXで取引をすると、
・現物のBTCよりも5 %以上BTC-FXが高い時に新規で買う=0.25~2 %の手数料
・現物のBTCよりも5 %以上BTC-FXが高い時に売りを決済(買う)=0.25~2 %の手数料
と、1BTC1回の往復取引で最大5,000円~4万円もの手数料が別途徴収されます。
逆の場合は貰えるのであれば一見問題ないようにも感じられますが、実際は
・現物のBTCよりも5 %以上BTC-FXが高い時に新規で売る=0.25~2 %が貰える
・現物のBTCよりも5 %以上BTC-FXが高い時に買いを決済(売る)=貰えない
と、逆の場合は必ずしも貰えず、明らかに顧客に不利な売買ルールが適用されております。
建前上は現物とBTC-FXの価格の乖離を縮小するためのルールとしておりますが、これに最も有効な方法であるはずの現物との交換には非常に高いハードルを設けており、SFDの導入で乖離の縮小が見られていないことからも単に高額な手数料を徴収するためだけのルール変更である疑いが極めて濃厚です。
例えば今のBTC価格は現物及びZaif、bitflyer先物においては1BTC=105~106万円程度ですが、Lightning BTC-FXのみ110万円と、現物との間に大きな乖離が生じております。お察しの通り、SFDの導入でbitflyerは大儲け(=顧客は大損)している事でしょう。
参照)https://jpbitcoin.com/markets
男は黙って2つ買え!
この妙なルールを聞いて思い出したのが、女性のためにと目的を偽ってお弁当をどんどん小さく(しかも値上げw)したセブン○レブンの細やかな心配りです。いっそおちょこサイズにすればもっといいんでね?(-_-メ)
2011年 498円 743kcal 2016年 519円 615kcal
参照)http://okutta.blog.jp/archives/13475976.html
ファミマ、お前もか
調べれば調べるほど悩ましいのは、だったらどこで取引を行うのがいいのか?という問題です。
ハッキングされた当時、最大手の一角を占めていたコインチェックしかりbitflyerしかり、行政処分を受けたZaifしかり。少なくとも国内大手には良心的な手数料で安心して取引を行うことができるBTC取引所はまだ存在していない様に思えてなりません。
それならば残された手段は送金トラブルを覚悟して海外か、もしくはBTCから撤退するか。この点に関しては今後の課題として慎重に検討していきたいと思います。
とにかく今は一刻も早くBTC-FXで大儲けしてbitflyerから卒業キボンヌです (*´Д`)!
コメント