今週の振り返り。今更ですが、リスクオンに一票(18.5.7~5.11)

週1回のドル円の値動きチェックです。では早速、

みんなの外為のドル円チャートです。1時間足で丁度1週間分。

水曜日に急上昇後にゆっくりと反落した週になりました。下値が108.8円、上値が110円、値幅1.2円と全体としては動きの鈍い1週間でした。主な値動き要因と値幅は以下。

 5/9(水):米金利上昇及びリクルートによるグラスドア買収(12億ドル)のドル調達による吹き上げ、+65pips/hr

 5/10(木):米コアCPI(消費者物価指数)の下振れ(前月比0.1%、予想0.2%)、-30pips/hr

 5/11(金):東京市場開始で珍しく動く。後に日銀の国債買入れオペに関わる情報が錯綜と判明。一方で日経はダウ続伸を受けて200円以上の上昇。-30pips/hr

特に水曜日の需要のドル買いが強い影響を示しました。この手の予測は不可能ですが、インサイダー組やロスカット組、後追い組が関与したことで元の金額よりも大きな流れとなったと考えられます。アメリカ経済も好調なので今後の買収は双方向だろうし、どちらの需要が大きいのかはなかなか読めませんが、アメリカンファーストがじわじわと効いてきそうな予感もします。

MT4 (meta trader4)のドル円チャート。日足で11ヶ月分くらい

移動平均線を見るとMA200(Moving Average 200;200日移動平均線)に上値を抑えられていることがわかります。ここ(110.1円程度)を明確に上抜けするようであれば更に上を目指し、下値の抵抗線として機能しているMA25(108.8円)やMA75(107.5円)を下抜けてはじめて底値(104.6円)が意識される状況です。

現状ではやや買いが優勢ですが明確な方向性は見えておりません。暫くはややドル買いでもみ合うと考えるのが妥当そうです。だとすれば深めの押し目買いを検討するのが良さそうです。

直近の終値を高く評価することでより高感度な移動平均線として機能するMACDを下に表示(灰色の縦線)しております。MACDの数日間の平均(赤い点線)であるシグナル線と共に見てみると、直近では売りと判断できるようなサイン(MACDがシグナル線を下回る)が点灯しておりますが、この手法はもみ合いでは機能しないので取り敢えずは無視します。

灰色や緑の横線や斜め線はOandaのインディケーター「Autochartist」のChart PatternsないしはKey Levelです。パターンや意識されやすい水準を計算してくれますが、線が増えて却って見にくくなるだけかもしれませんね。。

みんなの外為のドル円チャート。週足で2年分くらい

なんと7週連続でドル高です!トランプ相場(6週)を凌ぐ長さです。しかし弱い流れでインパクトは全然ありません。よってもう少し続いても不思議ではありませんが同時に終わりが意識されてもいい頃でもあります。

Mataf.net Currency index、HourlyでUSD 25日分くらい。

やはりこれ以上のドル高は難しそうです。

同じくMataf.net Currency index、HourlyでJPY 25日分くらい。

よって直近の円安の進行は円が弱くなっていることを反映していることがわかります。しかし特に円安の要因はないしな。。この指標は結果論を再評価しているだけなので、2つを比べるだけなら余り意味は無さそうです。という訳でEURも見てみます。

Mataf.net Currency index、HourlyでEUR 25日分くらい。

ここに来て下落トレンドが一旦停止。もしこれでEURが反転上昇トレンドに戻すようならドル安の影響でドル円も円高局面入りする可能性がありそうです。まだなんとも言えない水準ですが要注意です。

次は10年債利回りとダウです。

Investingの10年債利回りチャート。日足で6ヶ月分くらい

最近は高止まりです。

Investingのダウチャート。日足で6ヶ月分くらい

既にこの高利回り水準に慣れたのか、逆相関が見られなくなりました。つまりこのままの金利水準であればダウは回復するものと考えられますが、さらに高利回りが予想されるだけに先行きは予断を許しません。

続けて原油、最後に一見無関係のビットコインの値動きを見てみます。

InvestingのWTIチャート。日足で6ヶ月分くらい

またもや年初来高値を更新しております!最終日はリグが増えて下げましたが、需要が活発なだけに上値の期待も高いです。

InvestingのBTCチャート。日足で3ヶ月分くらい

こちらは一転、下降トレンドが発生しております。とは言え昨年末は200万円を超えていたことを考えればこの程度の動きは誤差の内でしょう。それにしても特に何かを反映しているようではなく、しかし仮想通貨同士は概ね似た動きをしているから不思議です。

ラスト、

quick.co.jpのドル円ポジション。週単位で3年分くらい。CME、365は火曜、店頭は週末分。

重要なのは機関投資家のポジションを反映していると考えられるピンク色の棒グラフ、シカゴ通貨先物(CME)の統計ですが、大きな変動はありません。悩んでる?日本の個人投資家(店頭FX)は相変わらずドル買いを利確していないようなので過去のアノマリーを信じるならばドル円のピークはもう少し先なのか。

全体としてリスクオン相場寄りの綱引き状態です。来月には米朝首脳会談も予定されておりますし、よほどのことがない限りはこのリスクオンの雰囲気が持続する可能性が高いように思えますが、トランプさんのドル高嫌いとtwitter砲は常に円高のリスク因子なので目が離せません。

そこで、しばらくはもみ合い、ないしはドル高方向という見立てで、暫く1円単位でドルの押し目買いを走らせたいと思います。両建て、、、になりますね。くわばらゆうすけ (*´Д`)

コメント

  1. もりた より:

    ありがとうございます参考にします!

  2. Tochi より:

    励みになります!