前回、SBI証券のFX経由で0.5pipsの手数料のみでドルが本当に買えたことを検証しました。
今回は米国株を買ったときに実際に掛かった手数料と、指値が上手く機能したのかを検証してみたいと思います。
実際に掛かった手数料
SBI証券によると、米国株の1注文あたりの約定代金の0.45%(税込0.486%)
・最低手数料:5ドル(税込5.4ドル)
・上限手数料:20ドル(税込21.6ドル)
とのことです(19/4/6現在)。
Tochiが2万ドルで買ったのが以下の3つ。
この代金は、17,096$+862.32$+2011.36$=19,969.68$です。
資産の残りは、30.86$なので、合計20,000.54$です。あれ、手数料がかかっていない。
おかしいのでLYFTの「約定結果」を調べてみると、しっかり21.6$も取られていました。どうやら手数料を込みで「取得単価」が表示されているようです。
全部だと、
・LYFT:20+1.6=21.6$
・ZS:5+0.4+5+0.4=10.8$(2回分の手数料)
・TWLO:9+0.72=9.72$、合計で42.12$も手数料がかかっております!往復だと利益がなくても手数料だけで1万円弱も手数料が取られる計算です。株式取引の手数料は結構高いんですね。国内株式の場合、100万円までで525円なので米国株の手数料の高さは際立っています。
しかもZSは小口で2回も買ってしまった。コレは完全に無駄ですね。しかも「課税額(外貨)」という謎の税金もかかっているようです。利益も出てないのに税金?コレは一体何者なんでしょう。調べてみると売買手数料の8%相当の消費税の様です(19/4/6現在)。
少なくとも、手数料を下げるにはあまり小口では買わないほうが良さそうです。1銘柄1回に1,111ドル以上は買わないと最低手数料の5ドルになってしまい割高です。
指値で買えていなかった?問題
TWLOは125.1$で買指値を入れていたのですが、取得単価は125.71$でした。すげー滑るなぁ、SBI証券ヤバイんじゃないのか?などと思っていたのですが、「注文履歴」を見ると指値でしっかり約定されているようです。よって差額の1株0.61$は手数料とその消費税分のようです。
以上をまとめると、指値は問題なく約定するものの、売買手数料が結構高いので買う株数はかなり慎重に検討した方がいいようです 初心者のはかなき気付き…
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