lunaさんのブログにて、リタイア者を揶揄する、こんな趣旨のコメントがあったそうだ。
「非課税で無職で子供も居ないFIRE民は売国奴」
それ以外にも、リタイア者を揶揄するのによく言われるのは、
「勤労の義務に反している、憲法違反者だ!」
なんていうのもある。まあ、コレに関しては、「憲法とは本来権力者を縛るためにあるものだから、国民に義務を課すものではない」などという議論も有るようだが、憲法の「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。」との表記の通り、わざわざ国民の義務と言っているのだから、流石に無理筋な気がする。
結局の所、「憲法違反では有るものの、罰則がないから(今のところは)見逃されている」というのが実際のところではないだろうか。
FIREとか調子乗りすぎ?
最近、やたらとFIREが流行り、ばんばんメディアが宣伝している様だが、本来リタイア者は社会から見たら反社会的な存在であることを忘れていると、ロクな目に合わないという気がする。
だって想像すればいい。
もし社会に属して辛い日々を送っていたら、無職でのほほんと楽しそうに暮らしているリタイア者を見たらどう感じるのか?
目指していれば羨ましいと思うかも知れないが、そうでなければ「憲法違反のクソ野郎」くらいの反感を覚えるのが、真っ当なニンゲンの心情って奴じゃないだろうか。
(まあ、流石に売国奴は単語のチョイスをミスっている気はするが)
それでもFIRE?
「ブラックスワン」で有名なタレブさんが、著書「身銭を切れ」の中で少数決原理と言った様に、道徳や公民権は、少数の排他的で非妥協的な人によって形成される傾向がある。例えば、コ◯ナのバカ騒ぎを見ていても、正にこの原理が当てはまっている様に思える。
だとすると、仮に妥協的な大多数の人にはFIREなんてどうでもいいと思われても、非妥協的な少数派に、FIREなんてけしからん!と思われるだけで、風向きなんてあっという間に悪くなり、税制で迫害されるか、それこそ人権を剥奪される様な事態だってあり得ないとは言い切れない。
FIREなんて、そんな危うい生き方だし、基本的にヒトから良く思われるような生き方ではない。だって、FIREとかいう小洒落た着ぐるみを脱いだら、単なる無職のおっさん(おばさん)が出て来るだけなんだし。
ここで、「そんな風に思われるならFIREをしたくない」と思うか、「そんなことはクソどうでもいい」と思うのか。
FIREをするにあたって(お金と同じくらい)重要なのは、案外こんなことなのかも知れない。
ストンと腑に落ちたTweet。
この世には「他人と同じような人生を送っていたら安心する」人もいれば「他人と同じような人生を送っていたら不安になる」人もいて、多数派の前者は少数派の後者を理解できないばかりか迫害さえしかねないので、後者はさっさと俗世を離脱するのが生きよい人生にする秘訣じゃないかと思う。
— 節約健康リタイア生活 (@retretretire) December 19, 2021
コメント
自分法学部だったんですけど、憲法は国家を縛るためのものでしかないので
国民の義務は存在しないってのが通説のように言われてたような覚えがあります
自分もそういう考えですね
私人に対して憲法違反という言葉は使いませんので
これからも堂々とニートやります(笑)
実際、FIRE人って全員売国奴だと思ってます(笑)
だって、この社会において色々な恩恵を得ているのに
自分たちは社会に全く貢献しないなんてただの悪でしかないと思います
もしみんなが働かない世の中になったら国が成り立ちませんからね
どっかの反日政党みたいに、「金擦りまくればほぼ無尽蔵に借金しても良い」みたいなトンデモ理論が正しければ別ですが
問題なのは自分が悪だという自覚なしに、FIREを布教してまわる輩ですね
自分たちが正義だと思い込んで、一般社畜人をFIREの世界に引きずりこもうとしてる商材屋・Youtuberなども多く見かけます
FIREがすばらしいものなら自分一人でやればいいものを
結局は「他人と同じような人生を送っていたら安心する人」がFIREをダシにして新たな迫害を生み出しているだけという
最後のツイート自分もしっくりきました
やはり余計な者とは極力関わらない生き方が一番です
>自分法学部だったんですけど、憲法は国家を縛るためのものでしかないので
ぬおっ、法学部だったとは・・(法律関係の記載に気をつけねばwww 素人なのでご勘弁を!)
>実際、FIRE人って全員売国奴だと思ってます(笑)
(笑)
売国奴って、スパイとか外国人参政権を導入するとか、他国の利益のために、何か具体的・直接的に日本に被害をもたらすヒトのことで、貢献していないだけなら単なる一般人枠なんじゃないんですかね。ジジババも専業主夫も学生も、リアルタイムでは何ら国に貢献してませんし?
>もしみんなが働かない世の中になったら国が成り立ちませんからね
日本は、確か既に半数以上が非労働者になっているんじゃなかったでしたっけ。
そんなもんで労働者を食い物にするだけのルールがバンバン決まって、皆んなで沈む国になったと・・。
>問題なのは自分が悪だという自覚なしに、FIREを布教してまわる輩ですね
流行に乗って覚悟なしにやったら酷い目を見そうですね。
ま、自己責任で願います!(新自由主義)
社会からしたら、FIREなんて社会を否定する行為に近いので、悪なのは間違いない様な気がしますが、ぶっちゃけ、社会の価値観とかねぇ、、どうでも良くないですか(笑)
特に日本は社会を尊重する余り、個を犠牲にし過ぎじゃないかという気がします。非常に息苦しかったです、学校も会社も、ずーーっと。(なお、海外に住んだことはない模様)
このツイートは秀悦ですよね。
やっぱり自分は社会不適合だったことを改めて自覚させられました(泣)
>実際、FIRE人って全員売国奴だと思ってます(笑)
売国って言うけど、誰に売ってるの? 非国民なら分かるけど。
リストラ以後ブラック企業を転々とさされて死ぬ思い出ようやく投資でリタイヤできました。
8年かかりました。
みなさんこういう目にあったことがないから自分が本当に生きるか死ぬか、自殺するかというね。
そういう俺は死ぬのを避けて自分で国にも頼らず生き延びるために投資が役に立ちました。
死ぬ前に生き延びる道がひらけたから死なずに済みました。
今政府がその道を閉ざそうとしています。
でも、生きる意味なんて無く、死にそうになればまた生き延びるのみだと思います。
今前が見えづらくなっている人たちも希望は持っていてほしいと願います。
>リストラ以後ブラック企業を転々とさされて死ぬ思い出ようやく投資でリタイヤできました。
逃げれて本当に良かったですね!
>そういう俺は死ぬのを避けて自分で国にも頼らず生き延びるために投資が役に立ちました。
追い詰められるとやけっぱちになって負ける投資をしてしまう人が多いと思いますが、投資の才能があったんですね、素晴らしい!
個人的には国に頼っても全然いいのではないかと思いますが、(何のためにバカ高い社会保障費を支払っているのかという・・)とは言え、頼らずに済むに越したことはありませんからね。いつまで頼れるかも怪しいですし!
>今政府がその道を閉ざそうとしています。
キッシー・・。
短命政権であることを願います、心から。
>今前が見えづらくなっている人たちも希望は持っていてほしいと願います。
そうですね。
ただ、投資は下手にやると高確率で失敗するので中々難しいですよね。戦う相手はプロだし、素人を騙そうとしている人だらけの業界なので。
自分もたまたま破産しなくて済んでいますが、危ないことは何度もありました。
日本がもしこの先、どんどん貧乏な国になっても(まあ避けられませんが)、多くの人が希望を持てる国になるのであれば、それが一番なのかも知れませんね。
そういう批判はもうちょい前にやった方が良かったな。
こんな状況になってからではすべてが手遅れだ。もっと早くに批判したところで聞く耳持たなかっただろうけど
>もとっと早くに批判したところで聞く耳持たなかっただろうけど
諸行無常!!!
何かこの話って、ヒトラーのナチズムとか、日本の戦前の優生思想なんかが、
令和の現代によみがえった話の感がありますよね。
社会に役に立たない命は無駄飯食わせずに絶つべきだ的な。
そもそも「売国奴」とか言われてるようですが、
「売国奴」でなければ「愛国者」なのであって、
「愛国者」が必ず正義なのかというと
それだと20世紀初めぐらいの世間の常識に戻ってしまうような気がします。
時は今や2022年になろうとしてて、
個人主義や福祉国家の概念も地球上に浸透し、
SDGsとか言われて考え方の多様性が求められているような時代に
思いっきり反動的な考えなようにも見えたりもします。
得てしてこうして時代が変わっていく潮目には
急激に反動的な考えを表明する人も出てくるわけで
津久井やまゆり園の事件の植松聖とかの考え方にも近いように思えてしまうし、
何かこういう「無駄な命は国家に損失」的な考え方はすごく怖い気がします。
>何かこういう「無駄な命は国家に損失」的な考え方はすごく怖い気がします。
同感です。
個人的にはワク◯ン摂取がロクな議論もなく社会的な圧力の基で行われて、反論する情報を排除している様子を見るにつけ、この様な(口実さえあれば個人の自由や、時には命の剥奪すら簡単に正当化する様な)思想は、必ずしも過去のものではなく、ヒトの社会に備わった本能的な反応なんだろうと感じています。
それでも余裕のある人が多ければまだ一定程度の分別が効くのでしょうが、今後日本経済が縮小し始め、余裕のない人が増えるにつれ、こうした考えが台頭してくることは避けられないのではないかと懸念しています。
>余裕のない人が増えるにつれ、こうした考えが台頭してくることは避けられないのではないかと懸念しています。
同じです。
本当の不況はコロナ後にやってくると思っているのでこれから人が荒れ出すのではないかと思います。
政府も今回岸田首相は金融所得増税をしないと約束したのに実際は一番税率が高い金融所得増税が実行されていました。
民意を反映したように見せて実は裏で民意をねじ伏せていました。
しかし、嘘は後でバレますからこれは政府による圧力、自由人と言われる人たちへの弾圧の現れだと思っています。
そして、ブログでもほとんど扱われず、知っていると思われる人も全く騒いでいません。
その人達は何らかの形で今回の決定に関わったのではないかと思っています。
人も荒れ、政府も法律内で税制を変えるなどして人権を拘束できるというのは今回証明されてしまいました。
日本が大日本帝国時代の本当に怖い言論統制の時代に逆戻りしないかと危惧しています。
>本当の不況はコロナ後にやってくると思っているのでこれから人が荒れ出すのではないかと思います。
自殺者は不況と相関があるそうなので、荒れるのは避けられないでしょうね。
選挙で存在感のある高齢者が、年金ぐらしで経済と無縁なのが非常に厄介な所です。というか、日本のここ30年の低成長も、今後来るであろう不況も、かなりの部分が高齢者に使う社会保障費が多すぎることが間接的な原因だと考えられるので、益々困った話です。
>民意を反映したように見せて実は裏で民意をねじ伏せていました。
派遣の時もそうでしたし、移民政策もこっそりと推進している様ですし、やっていることを見てると、政治家は(馬鹿な)国民をいかに上手いこと騙して利権を操り、目先の選挙で勝つのかしか興味がないのでしょうね。経済も口先だけで特に興味が無いんだと思います。
しかしこれは、政治家を審判する事になっている国民が、政治家同様、目先と雰囲気で政治に関心がない、よく言えば平和ボケしていることの裏返しだと考えています。
>自由人と言われる人たちへの弾圧の現れだと思っています。
配当金の住民税への申告不要制度の廃止のことですかね。
投資を促進しておきながら、反する政策を何の説明もなしに進めるのは余りに無責任ですよね。しかも中間層狙い撃ちなのがヤバイです。とは言え、大した税収にはなりませんから、国民の嫉妬を汲み取り、投資家をイジメて人気取りをする為の政策でしかないのだろうと思っています。それにしても足の引っ張り合いが好きな国民性ですよね・・。
>日本が大日本帝国時代の本当に怖い言論統制の時代に逆戻りしないかと危惧しています。
世界を見ても、奴隷が賃金労働性に、戦争が経済戦争になったように、言論統制は情報操作による言論洗脳に変化しているだけで、どれに関しても変わったのは見た目だけで、肝心の中身は大して進歩していない様に思えます。
いつも時代も、自分や近しい人の身は自分で考え、自分たちで守らないといけないと言うことなんでしょうね(めんどくさいナァ・・)。
>かなりの部分が高齢者に使う社会保障費が多すぎることが間接的な原因だと考えられるので
親の面倒をずっと見ていますが医療費に関してはとにかく薬を多く出しすぎたりいらない病気を作っては医療費を稼ぐ行為が医者に多すぎると感じています。
介護もあそこまでする必要があるのかと思うほど過多で介護費ばかりかさむケースも目立ちます。
結局は老人をカモにした搾取がまかり通りそれが現在の姿になっているだけだと思います。
老人に支払われた年金、医療費はこうやって現役世代が回収している構図があると思います。
現役世代が老人は死んでもいいから取れるだけ取れという考え方が反映された結果だと私は考えています。
それが結局は老人の寿命が伸びた原因でこれから医療費が足らないなら寿命は縮んで行くしかないと思います。
その年代は今の現役の世代なのでつまり私達です。
今から医療にせよ国の支出の削減を根本的に行わないと国が破綻すると思います。
それが実行できるのは老人ではなく現役世代なのだと私は思います。
>薬を多く出しすぎたりいらない病気を作っては医療費を稼ぐ行為が医者に多すぎると感じています。
医療を聖域化し、費用対効果の議論を一切受け付けない様にしていますね。
もはや宗教の域に達しているように思えますが、だったらせめて若者のお財布に手を突っ込んでお布施をするのではなく、ご自身のお財布でやってほしいものです。
信仰の自由はどこへ行ったのか?
>寿命は縮んで行くしかないと思います。
今の所伸び続けているのが気がかりですが、仮に縮んでくれればwin-winである気がします。必ずしも長生き=幸せではないですからね。
>その年代は今の現役の世代なのでつまり私達です。
恐らくそうでしょうね・・。中でも氷河期世代なんてホントにアンラッキーです。
>今から医療にせよ国の支出の削減を根本的に行わないと国が破綻すると思います。
削減してほしいですが、こんな詐欺的な制度の改革が出来るならとっくにやっていないとおかしいですし、今後は益々高齢者(有権者)の比率が増えて改革が難しくなることを踏まえると、何とも楽観できません。現状ですら、議論すらして無いですしね・・。
とは言え、個人的には破綻ではなく、スタグフレーションで維持するのではないかと想像しています。まあ、現役世代が極めて厳しい状況になりそうなのは何も変わりませんが。
https://tochi-pechi.com/?p=17694
>それが実行できるのは老人ではなく現役世代なのだと私は思います。
そうですね。それと若者も。まずは危機感を共有することが大切だと思うのですが、案外若い人ほど現状に満足し、現状維持を望んでいる(もしくは興味がない)らしいので、先が見えません。
まあ、皆んなで沈むのに必ずしも付き合う必要は無いので、危機感を感じる人だけは逃げ道を探しておいた方がいいのかも知れませんね。
案外、取り越し苦労で明るい未来が来るかもわかりませんし♪
>だったらせめて若者のお財布に手を突っ込んでお布施をするのではなく、ご自身のお財布でやってほしいものです。
今回後期老人の医療費負担が2割に増加する世帯が出ました。全体の20%です。
金融所得増税の増加も主に配当を収入としている老人向けと思われます。
FIREしている人は眼中には無い規模じゃないでしょうか。
3年後その人達は医療費も2倍になるのでやることはやられたという感じはします。
残酷ですがこれは現役世代が要求したことです。
でも老人やFIRE民が没落していく姿は将来の自分たちの姿ですよね。
>危機感を感じる人だけは逃げ道を探しておいた方がいいのかも知れませんね。
確かに現実を見れない間接的に自分たちの将来を塞がれている若者をかわいそうに思う前に、状況を直視して自分が助かる道を探さないといけないと思います。
新たな政党も躍進していますが成果は未知数ですしこのまま何もなく消えていくかもしれませんし。
資本主義である限り塞いでも塞ぎきれない原理原則がありますから、日本が社会主義国家になれば別ですが。
希望(笑)を持って生きるしか無いですね。
>残酷ですがこれは現役世代が要求したことです。
なる程、高齢者の視点を汲んだお立場でしょうかね、前回のコメントを一部読み間違いをしておりました!
確かにそう感じる方も多数いらっしゃるかと思います。高齢者で生活が苦しい方も少なからずいらっしゃることでしょう。
ただし、家庭の金融資産の殆どは高齢者が持っているのが現状(古い統計ですら50歳以上で80%以上、現在はもっと多い)なので、勿論ケースバイケースですが、全体で見ると政府が社会保障の名のもとに、貧しい若者から裕福な高齢者へとお金を移動している状態になっています。
この点は、ある程度の個別対応、即ち収入だけではなく、資産に応じて自己負担を増やす方向にすることが最低限必要だと思います。年金においても同じで、資産家の高齢者に貧しい若者のお金を渡すなんて、社会保障制度としてあってはいけないことだと思います。
なんて、余裕の欠片もないことを言わなければならない世の中って、嫌なもんですね・・。でもこのままでは、将来はもっと逼迫した状態になると思います。
>でも老人やFIRE民が没落していく姿は将来の自分たちの姿ですよね。
仰るとおりです。
これは高齢者が悪いとか、若者が悪いという話ではなく、社会保障制度に欠陥があったことが問題の本質なのですが、30年も前からわかっていた事態に対応せず、これまで放置してしまったことには高齢者に一定の責任があると言えると思います。
とは言え、政府が「100年間安心」だと騙していた訳で、騙された方が悪いというのもなかなかに酷な話かも知れませんね・・。
突き詰めれば、大きな政府がいいか、小さな政府がいいかという問題なのかも知れません。
政府に任せると、現在の様に詐欺的で持続不可能な制度にしたり、利権の巣窟を作り無駄なことばかりするので、個人的には小さい政府のほうが遥かにいいと思いますが、世界的な潮流としては大きな政府に向かっているようですね。
また、老後はかなりの部分が自己責任だとした方が、若いうちから何とか投資で資産形成をしようとするので、むしろその方がいいのではないかとも思います。
さらに、どうせお金を使うなら、老人よりも若者や投資に使ったほうが付加価値が生まれやすいので、経済や日本の将来にもプラスになると思います。
>状況を直視して自分が助かる道を探さないといけないと思います。
どうしましょうね(ノープラン)。
このままだと、20年後には消費税にして36%に匹敵する課税になると考えられます。実際には消費税だけではなく、金融増税や資産課税も課されると考えられますので、金融資産がかなりあっても苦しいかも知れませんねぇ・・。
希望(笑)
>貧しい若者から裕福な高齢者へとお金を移動している状態
私は老人、若者と完全に別人種、混じり合わないものとしては考えていないです。
僕は親の金は子供の金だと思ってます。
そして子供のお金、労働力は親のものでもあると思ってます。
老人のお金も将来の若者のお金だという考えです。
だから親の介護も進んでできます。
一緒に住んでれば子供は介護は必要ですがお金は一緒に回ってきてます。
たぶん、家族で住んでいない人が多いから僕の意見が少数かもしれません。
介護嫌ですもんね。
親も医療保険、介護保険を払ってますね。
一方で若い人は高すぎる使わない医療保険、介護保険、重税に苦しんでます。
でも、もう親や子供がバラバラで過ごすほどの余力は無いと感じてます。
65歳以上の老人の生活保護受給者の割合は大体半分みたいです。
異常に偏ってますね。
社会保障費という面では医療費というより生活保護受給者の多さが効いてるかしれません。
詳しくは調べてませんけど。
裕福な一部の老人が居て、その一方貧しい老人も多いことがわかりますし、彼らはもうどうしようもないです。
でも、医療費はタダで手厚い看護を受けてると思います。
ここらへんは駄目なんでしょうね。
>私は老人、若者と完全に別人種、混じり合わないものとしては考えていないです。
なる程、その様に考えたことは無かったです。
今でこそ核家族化が進んでいますが、昭和初期などは3世代くらいで住むのが普通だったでしょうから、老人と若者で区切るのではなければ、単に家族全体が貧しくなっているだけだという風に捉えることも出来るのかも知れませんね。
>65歳以上の老人の生活保護受給者の割合
少し古いですが、2.63%らしいです(平成23年、内閣府資料)。
これが就職氷河期で派遣社員が増えた段階Jr世代が高齢者になる頃には激増することが見込まれるので、かなりヤバイです。
>一方貧しい老人も多いことがわかりますし、彼らはもうどうしようもないです。
最終的には、若者を生かすか、高齢者を生かすかという選択に迫られるのかも知れません。
今は明らかに高齢者を生かす政策ですが、個人的にはこれは社会として継続性がないので間違った判断だと考えています。
仮に今自分が高齢者の立場だとしても、若者を生かす政策の方がいいと思います。
(でもその代わり安楽死を合法化してほしいですね、タイミングは自分で選びたいので)
・・姥捨て山の昔話が思い出されます。一方で、口減らしで子供を売ったり、奉公に出したという話もありました。
昔話かと思っていたのですが、案外未来の話だったりするのかもですね!!!
>でもその代わり安楽死を合法化してほしいですね、タイミングは自分で選びたいので
僕も同じ考えです。
特に僕のように親も死んで将来1人になる老人は生きる希望もなくなると思いますから、ダラダラ知らない人に迷惑かけて生きていたくないと将来感じてるのかなと思っています。
自殺するより安楽死の方が楽です。
ただ、これを認めると政府は安易に人権侵害や資産課税を法律化してくると思います。
今のやり方を見てるとどうしてもそう思ってしまいます。
どうせ死ぬやつだろみたいな。
資産を合法的に奪って(例えば90歳に到達すると財産の半分を税金として徴収とか)、自主的に安楽死を選ばせるかもしれません。
若者も多数が同じ考えに至ると思います。
中には親に安楽死を迫る子供も出てくるのでは。
アウシュビッツのユダヤ人からヒトラーが財産と生命を奪った考えと基本的に同じだと感じます。
だからこれができるのは本当に基本的人権が浸透して安楽死が合法化されてる国に行ける金持ちだけかなと今は思ってます。
日本は資本主義も、人権も浸透しておらず安楽死を合法化できる国ではないと感じます。
とにかく今は基本的人権も憲法に書かれていますしまだ日本は資本主義ですからなんとか社会主義化しないことを祈るばかりです。
>ただ、これを認めると政府は安易に人権侵害や資産課税を法律化してくると思います。
どうせシンだら相続税という名の資産課税が出来るので(相続人がいなければ今でも全部没収)、あえて法律化する必要がない様に思えますが、どうなんでしょうね。まあ、贈与と相続の一体化など、相続税の強化は着々と進行中のようですが。
一方で、タワマン節税などの資産家の抜け穴はしっかり残っているという・・。超低金利にも関わらず、住宅ローン減税やフラット35や生産緑地などの優遇措置が継続し、相続の抜け穴も塞がないなど、何故か不動産業界には極端に甘いですから、よっぽど美味しい利権でもあるんでしょうね。
>若者も多数が同じ考えに至ると思います。
これは若者には安楽死を認めない方がいいですかね。高齢者に限定するとか。ある意味若者の人権侵害ですが、認めたら若者(=ここでは納税者として)がシにまくって社会に悪影響が出るので、流石にやむを得ない気がします。
>中には親に安楽死を迫る子供も出てくるのでは。
もしくは、医師や親族による殺人に使われるなどの恐怖が安楽死を嫌がる要因になっているでしょうね。否定は出来ませんが、そのリスクよりも個人の自由を優先して欲しい所です。事故があるから車禁止ではあまりに非合理なので、リスクベネフィット比で考えてほしいです。
>日本は資本主義も、人権も浸透しておらず安楽死を合法化できる国ではないと感じます。
確かに、これは何だか怪しいですね。
安楽死は、欧米は命が個人に属するという考えなのに対し、日本では社会に属するという考えだから個人の自由になる安楽死を制限しているということを聞いたことがあります。今一ピンと来ませんでしたが、個人よりも集団を優先するという点は納得できました。人権が軽んじられるのも、こうした考えによるものなのかも知れません。
シを生の終わりと捉えて目をそらすのではなく、生の一部だと考えるようになれば(実際、どうシヌかはどう生きるかの延長線上の話ですよね)もうすこし医療や安楽死に対する見方が変わるのかも知れませんが、流行病の対応や、増税一本で削減の議論が欠如している社会保障を見ていると、なかかなどうして期待できそうにありませんね。
その内、生活がどうやっても成り立たなかったり、孤独の絶望から命を捨てる高齢者が急増し、そこでやっと安楽死を認めるほうがマシなのではないかという議論が出てくるのかも知れません。それが自分がシヌより早いのか、遅いのか。
何でも先送りばかりで、全く先の事が見通せません。義務(税金)ばかり強制してくるのに、何とも頼り甲斐(権利)の乏しい社会ですね・・。
なんだか長話みたいになってますね、済みません。
短くします。
>シを生の終わりと捉えて目をそらすのではなく、生の一部だと考えるようになれば
これは僕の考えではないのですが結局死というものは無いと考えてる人があって、なぜなら自分が意識で感じられるのは生きてる間だけだからということでしたね。
だから生と死の問題はより良く生きるという生の問題に帰結するそうです。
野生動物の世界では負ければ生きたまま食われるとか、動けないまま腐って衰弱していくとかそんなものしか無いと思いますが、やっぱり動物が死ぬのは生きるためにもがき尽くした後でどんな形でも悲惨なものなんではないかというのが僕の感じているところです。
だからより良く生きれるように努力するしか無いんじゃないかという感じはしますね。
>なんだか長話みたいになってますね
とても興味深かったです、コメントありがとうございます。
>死というものは無いと考えてる人があって
自分はこの考えに近いですね。死は生きている人だけが実感できるものなので。
もう少し広い視野で見れば、家族や一族の生存が続けば、遺伝子の一部が残ることで、やはり死なんて無いとも言えるのかも知れませんが、これは理屈だけで実感とは遠いです。もしかしたら子供がいたら少し違うのでしょうかね。
もしくは、生きていることは意識や感情があることだと考えるならば、毎日寝て意識を失うことは、毎日死んで(たまたま今日は)、また目覚めただけだとも言えるのかも知れません。
>動物が死ぬのは生きるためにもがき尽くした後でどんな形でも悲惨なものしか無い
同感です。
これを避けたいという思いの反面、せっかく生きたのだからその悲惨さも経験して見たいという気もちょとだけしますが、これは実際にその場にまだ直面していないからこそ言える事なのかも知れませんね。
>より良く生きれるように努力するしか無いんじゃないか
死ぬまでに「このために生まれてきたんだ!」と(例え勘違いでも)思えるものに出会えるといいんですけどね。まあ、この欠乏感みたいなものが、生きるため(もしくは社会性)の精神的な原動力になっていそうなので、死ぬまで無くならないものなのかも知れないですね。
心頭滅却してもなお、お腹は減る!