アーリーリタイアは退屈か? ~被験者1:30代、犬好きなおっさん~

 アーリーリタイヤなんてしたらやることなくて毎日暇で暇で仕方ないんじゃね?

  ♂の無職とか世間体がクソミソで辛いんじゃない?

   お金ヤバイっしょwww

    社会とのつながりがないと死んじゃうんじゃない?

Tochiも抱いていたアーリーリタイヤに対する漠然たる印象です。しかし百聞は一見にしかず、実際してみたらどうだったのでしょうか?

とはいえ蓼食う虫も好き好き、もちろん一般化は不可能です。そこでここではアーリーリタイヤの現実の一例として、仕事にほとほと嫌気が差し、逃げるようにアーリーリタイヤに突入して数ヶ月が経過したTochiこと30代の犬好きなおっさんの場合を見てみましょう。

 忙しさを言い訳にやらなかったことは暇でもやらない 

 時間があったら世界一周旅行がしたいな!

  本の虫になって朝から晩まで読み漁りたい!

   ラーメン店巡りがしたい!

アーリーリタイヤを妄想すると色々なやりたいことが思い浮かびます。あー時間があったらあれもやりたい、これもやりたい~!でも実際どんなに時間があっても、忙しいことを理由にやらなかった様なことは実はほとんどやってません(笑)

考えてみたら当然で、本当にやりたいことはいくら時間がなかろうがどうにか時間を見つけてやるものです。5分を見つけておにぎりだけでも頬張るし、移動時間でもあったらニュースを見てゲームをしながら爆睡します。

アーリーリタイアをすると自由にできる時間は増えます。かなり増えます。しかし時間があったらやりたいと思っていた程度のことは、いくら時間があっても案外してません。

例外と言えるのは環境の変化です。前は遠すぎて無理だったけど、今は海が近く、野山も近くにあるのでしょっちゅうさんぽに行きます。それに今のアパートには少し余裕のあるベランダがあるので家庭菜園もやってます。振り返ると、時間がないとは実はやるのが面倒くさいとか大してやりたくないことに対する体のいい言い訳だったように思えます。

「仕事が忙しくってさ」さもそれらしく聞こえますが、彼氏さんはもしかしたらもっと楽しい事やヒトに、、時間を使いたいだけなのかも知れませんね (゚∀゚)ひゃー

 お金は案外使わない 

Tochiは元来物欲が乏しい、というか物があると片付けたりが面倒くさいし、目障りなのでむしろ物を増やすのが嫌いな性質だったこともあり、アーリーリタイアしても物はほとんど買ってません。

破けたから新しいジーパンを買ったり、別名物欲の権化のPuchiが大騒ぎするので仕方なく買ったパン焼き器とコーヒーメーカーくらいでしょうか。もちろん雑貨や消耗品など必要なものは買いますし、むしろ買いに行くのが面倒くさいので買いだめもします。

それでも仕事をしていた頃と比べたらほとんどお金は使っていないと言えるくらいに出費は少なくなりました。クレジットカードの請求だって消耗品と通信費で1万円くらい。以前は平均で3万円くらいだったので何故かお買い物が減りました。

現金の支出も大幅減です。以前はともかく自販機とコンビニには足げく通っていましたが、今では週に一度行くかどうか。これは時間ができたことが大きいように思えます。便利をお金を払ってまで買う必要がないというか、以前は時間をかけないで済むように出来合いの物を買っていたのですが、今は自分で作るようになったのでその分の出費が大幅に減りました。お茶やコーヒーも作るので天然水や缶コーヒーとも縁がなくなりました。

現在の一番の出費は健康保険と年金ですね。こんな条件をコロコロ悪化させる詐欺みたいな保険いらないのに義務なんてほとほとうんざりします。

仮想通貨で海外に送りまくれば追跡を免れて貯金できるかな。そうすれば支払能力なしってことで払わなくて済むかなー?とか、ちょっと真面目に考えてしまうほど余計なお世話です。

 別に暇じゃない 

これは自分でも意外でしたが、別に全然暇じゃありません。いや、確かに時間は一杯あります。そしてどうしてもやらなきゃいけないことはほとんどありません。

でも暇だと思うこともほとんどありません。しかも色々見つけては忙しく動いているわけでもありません。ただ、調べ物だったりさんぽだったり片付けだったりお昼寝だったり、やりたいなーと思っていることをやりたい順に、ブログだの洗濯だの晩ごはん作りだの手続きだの、あーやんなきゃなーと思っていることを優先順にこなしている内にいつの間にが時間が流れて一日が終わります。

平日の家事は全部担当していますが、これだって相当な手抜きで全部で1時間も掛かっていないはず。だとするとやはり時間は相当あるのですが特に困りません。むしろやりたいことの大半は時間切れで持ち越しになっている位です。忙しいとは思いませんが、暇だとも思いません。案外丁度いいくらいです。

 世間体は大して気にならない 

世間体は今でも悩みの種ではあります。

誰かに「何をしているの?」とか聞かれたら何と答えよう?「無職です」は少々刺激が強すぎるので、「家でちょっと」とか?まさか「アーリーリタイアしてます」なんていったら、「あら、それってどんなお仕事なんですか?」とか聞かれちゃいそうだしなーとか夜な夜なうなされてませんが、たまには考えます。

それにアーリーリタイアしたての頃は昼にスーパーに買い物に行くとお客はおばちゃんとジジババばかりで同い年くらいの男性が全然いなくてとても肩身が狭い気がしました。仕方ないのでスーパーは夕方以降に行ったりしてました。でもなんだろう、もう今では余り気になりません。

結局は世間体より自分で自分をどう思うかということの方が大事なのかも知れません。アーリーリタイアは素晴らしいな、と思うようになってからその素晴らしい選択をした自分を卑下する必要を感じなくなりました。まあ、おおっぴらに言って理解してもらえるものだとは全く思っていませんが、別にそれはそれで構いません。要するにヒトには説明しづらいけど自分の中ではおおかた消化済みという感じです。

 人は社会的な生き物だから、、なに? 

職場や友人などの人のつながりはほぼ消えました。たま~にLineで質問が来るくらい。

アーリーリタイアをすると友人こそが財産であるという声もちらほら聞こえます。内心少し気にしていたのですが、アーリーリタイアしてそういう繋がりが消えたものの全く問題を感じておりません。Puchiやくーぴーがいることが大きいのは事実ですが、社会的な繋がりが消えたからといって特に困ることもないし、寂しいと思うこともありません。

てか、そもそも気の合う友達だったのかとか、価値観の合う同僚だったのかとか、そっちが重要そうです。本当に大切なものなら環境が変わったくらいでそうそう消えないと思われるので、ただ大切じゃないものが無くなっただけの場合は特に気にならない様です。

これまた意外なことに、他人とおしゃべりする機会はむしろ増えました。別に特別社交的なわけでもないですが、くーぴーを連れて散歩に行くと自然におしゃべりすることになります。議題はわんこについて。気楽でたまに楽しいです。それ以外にもPuchiの友達と合う機会が何度かありました。人間関係には苦手意識がありましたが、以前よりも自然体で接することが出来るようになったのか、特に楽しくも嫌でもありませんでした。ふつーーー。

多分、個人個人によって満足する社会的つながりの量が異なり、Tochiは少なくても十分に満足できる体質だったということかなと思っています。

総じて、アーリーリタイアは“やっちまった感”があります。普通ならば絶対にやらないことを意図してかせずかは別にして、ともかくやっちゃったのです。そうなると、今更「ふつうは~!」とか言っても仕方がないというか、良くも悪くもどうでも良くなってしまうことが往々してあるのです。

それが自分らしくていいのか、世間の冷たい視線の的なのか、それを判断するのは、、、あなたです!(・∀・)どーん