米国株式関係の為替差損益は無視してOK?

FXトレーダー(無職)であり、昨年から米株にも手を出しているTochiとしては確定申告の際に米国株式にまつわる為替差損益をどう取り扱うのかが気になって仕方ありません。

一体どう扱えばいいのでしょうか?

 

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 結論。無視すると決めた! 

証券会社さんに聞いたところ、特定口座でやってくれるのは、

 ・株を買って、売るまでの損益の計算(為替差損益込み)

 

だけなので、

 ・ドルを買ってから株を買うまでの為替差損益

 ・株を売ってから(配当をもらってから)円に変える(円転)までの為替差損益

 

に関してはUFJだかの為替レートを参考に自分で計算して雑所得として確定申告してくれとのこと。ネット上の税理士さんも大体似た見解のようです。

ref)https://www.zeiri4.com/c_1076/q_29754/

 

 

一方で、特定口座なら必要ないとする見解や、税務署に相談に行ったら認識しなくていいと言われたという報告もあります。

ref)https://ossan-load.com/2018/01/12/1727/, https://crypto-theta.com/usstock-tax-fx/

 

 

要するに経費の取り扱いなどと同様に税務署によっても見解が違うような“グレーゾーン”の範疇のようです。また、実際に為替差損益を計算しようとすると株を買ったり円転するたびに毎回レートを把握して個別に計算しなければいけませんので、不可能ではないにしてもかなり難しい。頻繁に売買する場合なんて正にカオス。よって恐らく殆どの人は意図せずとも無視しており、税務署も把握すらしていないか、把握していても余程の額でない場合は黙認してるというのが実情ではないでしょうか。

ナラバTochiも無視で!(*自己責任で願います)

 

なお、無視すると損失が出る場合(円高)も十分にあり得ます。いっそ、証券会社がまとめて計算してくれる様になると嬉しいなぁ。チラッ。

 

 米株売買の為替の謎 

確定申告の書類を準備していて謎だったのが、米株の円建て評価額を計算する際の買いと売りのドル円レート差です。同日にも関わらず何と2円も!(下図)FXでこれだけスプレッドがあったら簡単にシヌ!

 

SBI証券、米株取引契約、2円のレート差

 

謎すぎたので問い合わせしてみたところ、これは

TTS(対顧客電信売相場)とTTB(対顧客電信買相場)と言われるレートであり、損益はこのレートを元に計算する決まりのようです。しかもこのレートで計算するとスプレッドがない場合と比べて利益が目減りするので税金が安く済みます。

あれ、でもこれで円転の際の為替差損益を無視するとなると、、、皆まで言うな! (-_-)

 

=20.2.6追記=

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