現在は2つの証券口座で4つのMT4 EA(PCソフトによるFXの自動売買)を行っております。取引の詳細はPC版のサイドバーにある「MT4 EAリアル口座検証」及びTwitterにてリアルタイムで公開しております。
MT4 EAは設定等が少々ややこしいので、この記事ではMT4 EAの詳細設定を公開いたします。同じEAをご使用中の方、今後使用を検討されている方の参考になれば幸いです。
ほとんど変えておりませんが、2018年に使用していた設定は以下です。
2017年はトータルで+50万円ほど。2018年はトータルで+53万円でした。MT4 EA代が回収できれば御の字と考えておりましたが過去2年は予想外に大幅なプラスとなりました!
サーバーなどは使用せず、自前のノートパソコンで運用
MT4 EAで自動売買をする際にはサーバーをレンタルする必要があると書いてあるのをよく見かけますが、この2年ほど自宅のノートパソコンで運用してみた結果、その必要は特に無さそうです。自前のPCで運用すればサーバーレンタル代などの初期費用がかからずEA(自動売買のアルゴリズム)を買うだけで簡単に始められます。
回線はSo-net光をWifiで飛ばして使っております。回線速度は時間によってかなり違いがあるようですが、上りも下りも100Mbps以上出ていることが多い様です(SpeedTest.net)。
気になるping(反応速度)は19/3/5火曜日現在で、
Axiory 8.71ms
外為ファイネスト 30.63ms
です。外為ファイネストは過去の履歴を見ると8~100msと大きくばらつきがあるようですが、Axioryは毎回安定しております。
サーバーを使ったことがないので直接の比較はしようがありませんが、pingは原理的にサーバーの方が早いと思います。ただ、サーバーを使用している方と比べても別段利益が異なるということはないので、この程度ならば余り影響はないと考えられます。また、細かい話ですが家で24時間MT4 EAを走らせておけば確定申告の経費で通信費や電気代、家賃の一部を請求するいいネタになるとも考えています。
次に使用しているMT4 EAと口座です。
Axiory「WBZ」
White Bear Zが正式名称。ドル円で最大ボジションが1のみで運用。利確は7 pips、ストップロス48 pips(ないしは口座残高の%で設定)でレンジになりやすい4:00~8:00だけ逆張りで取引をする朝スキャのEAです。この時間帯は取引が少なく、朝スキャ対策にスプレッドを広くしているFX業者も多いので、特に業者選びが重要になります。
選んだ業者は海外のAxiory。以下で国内業者と比較の結果Axioryが有利だったので選択しました。取引毎に手数料を払う代わりにスプレッドが狭いのがAxioryの特徴です
口座種別:nano spread・・0.6 pips相当の手数料を払うが、低スプレッドな口座
lot数:0.5(5万通貨)・・MAXです
複利機能:false(単利)・・複利の場合はロスカットを口座金額の%で設定する
口座資金:20万円・・クレジットカードで入金
開始日時:17/6/5~10/25 (運用停止)・・5ヶ月で-1,563円だったため
18/3/26~ 運用再開・・最近調子が良さそうなので再開
20/3/9~5/21(運用停止)・・コロナで相場混乱のため
20/5/22~ 様子見再開
20/8/3 0.25Lot・・口座資金を一部出金のため
21/1/11 0.1Lot・・勝ち越しているものの精神的に負担のないLotに変更
リアル口座、13ヶ月の運用で+3.3万円とプラスの成績をおさめております!(18/9/2現在)
MT4 EA「WBZ」のリアル口座運用成績13ヶ月分
↓こちらで購入可能です↓
珍しい朝スキャタイプのEA。地味にコツコツ利益をあげます。Tochiは運用13ヶ月で+3.3万円の利益です!
Axiory「上がり3ハロン」
何年もの間大人気を誇る(勝ち続けている)MT4 EA「一本勝ち」を作ったヒットメーカーのCYさんの2018年の新作EAです。利確は10 pips、ストップロス90 pipsなので資金管理が容易なEAです。これまで何と全勝、収益率40%と非常に好調なので選びました。口座はmyfxbookにおいて「上がり3ハロンで」の運用と利益実績があったAxioryを選びました。
口座種別:nano spread・・WBZ oneと同一
lot数:1(10万通貨)
口座資金:20万円・・WBZ oneと同一
開始日時:18/5/28~
20/3/9~5/21(運用停止)・・コロナで相場混乱のため
20/5/22~ 様子見再開
20/8/3 0.5Lot・・口座資金を一部出金のため
21/1/11 0.2Lot・・勝ち越しているものの精神的に負担のないLotに変更
ちょっと気になったのは、同じ作者さんということもあってもし「一本勝ち」と同じプログラムで動いているのであればリスクの分散にならないことです。そこで、それぞれの18年度の損益推移を比べてみました。
「一本勝ち」
「上がり3ハロン」
どうやら全く異なるアルゴリズムのようです。しかもどちらも超優秀!これが「上がり3ハロンで」の採用理由です。
リアル口座、13ヶ月の運用で+17.4万円と絶好調の成績をおさめております!(19/7/10現在)
MT4 EA「上がり3ハロン」のリアル口座運用成績13ヶ月分
↓こちらで購入可能です↓
“一本勝ち”のヒットメーカー、CYさんによる2018年の新作。Tochiは運用13ヶ月で93%の勝率、+17.4万円の利益です!
なお、「MT4 EAリアル口座検証」及びTwitterにて取引をリアルタイムで公開しております。ロット数を見て頂ければどの売買かがわかる様に設定しております。
外為Finest「一本勝ち」
Fx-onで販売されている人気のEAです。ドル円で最大ボジションが1のみ、ストップロス最大80 pips設定でリスクを管理しやすいEAです。バックテストでは利確は平均10 pips位、ロスカットの平均は20 pips位で、勝率が70 %程度と非常に優秀なEAです。
口座種別:MT4 ZERO
口座資金:100万円
開始日時:17/6/5~ 1Lot
19/7/9~ 0.5Lotに変更
20/3/9~5/21(運用停止)・・コロナで相場混乱のため
20/5/22~ 0.15Lotで様子見再開・・口座資金を200から100万円に減らしたため
20/8/3~ 0.1Lotに変更
20/9/1~ FinestがMT4口座閉鎖のため停止(*後に閉鎖しないことになったらしい!)
色々とパラメーターを設定できますが、ロット数以外はデフォルト設定です。リアル口座、15ヶ月の運用で+86万円と驚異的な成績をおさめております!(18/9/1現在)
MT4 EA「一本勝ち」のリアル口座運用成績15ヶ月分
↓こちらで購入可能です↓
外為Finest「Wallstreet2.0」
日本で使いたいEAが見つけられなかった時に海外サイトも探しまくって見つけたEA。海外版EAとしてはトップクラスに有名な部類です。特に気に入った特徴は以下。
・EUR/USD、USD/JPY、GBP/USD、USD/CADをメインに様々な通貨ペアに対応
・相場状況に合わせてパラメーターを自動調整してくれる
・6通貨ペアで運用した場合、2年で1,800回以上のトレード(1日平均3.5回)があり、楽しそう
他にも様々な機能を搭載していて悔しいですが日本のEAとは比べ物にならないほど高機能です。成績もなかなか優秀。こちらのページで詳細を紹介しております。
口座種別:国内業者、外為Finest、MT4 ZERO
通貨ペア:EUR/USD、USD/JPY、GBP/USD
口座資金:100万円・・一本勝ちと合わせて
開始日時:20/1/20~ 0.1Lot
20/1/28~ 0.3Lot
20/2/24~ 0.1Lot
20/3/9~5/21(運用停止)・・コロナで相場混乱のため
20/5/22~ 0.05Lotで様子見再開・・口座資金を200から100万円に減らしたため
20/9/1~ FinestがMT4口座閉鎖のため停止(*後に閉鎖しないことになったらしい!)
Tochiはコロナの停止から再開1ヶ月程度で+18,920円(20.7.31現在。詳細は未計算ですがその前も勝ってます)。ともかく売買回数が非常に多いので楽しいEAです!
↓こちらで購入可能です↓
相場状況に応じて自動アップデート!高機能&多通貨対応の有名海外EA!
MT4 EA取引詳細の見方
これ以降は「MT4 EAリアル口座検証」の取引履歴の見方です。
1)PC版ブログのサイドバー、「MT4 EAリアル口座検証」の見たいEAのチャートをクリック
2)「myfxbook」のサイトが開く。広告が出るので?印または「continue to myfxbook」を押して消す
3)画面の下の方で「Trading Activity」のタグを見つけ、「History」を押す
4)以下のような画像が閲覧できる。これが取引詳細。損益は「Profit (JPY)」の列
*損失も含めた過去の全取引の結果です。何かの参考になれば幸いです。
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