FIRE 5年目の家計簿(2022年の総括)、FIREって幸せ?不幸せ?

FIREで一番心配なのはお金です。

我が家では生活費はPuchi(妻)とほぼ折半で、個人の趣味や服などは個人持ちにして完全に別々のお財布で運用しています。

FIRE1年目、2018年のTochi負担分は月平均9.8万円、この内食費は平均5.5万円、年間総額は118万円でした。2人と犬1匹の生活費としては妥当なラインでしょうか。

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FIRE2年目は月平均9.3万円、この内食費は平均5.8万円、年間総額は112万円でした。生活費が少し安くなったのはPayPayなどのキャッシュバックキャンペーンのお陰です。

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FIRE3年目は月平均9.1万円、この内食費は平均4.9万円、年間総額は109万円でした。Puchiがコ◯ナで在宅ワークになり、たまにランチ外食に行くようにもしたのですが、なぜか安くなりました。自粛で外出が大きく減ったことで、無駄な出費が減ったのかも知れません。

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FIRE4年目は月平均11.6万円、この内食費は平均6万円、年間総額は140万円でした。米株で大儲けしたことで財布の紐が緩み、冷蔵庫やiPad、モニターなどを購入したことが響きました。

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さて、FIRE5年目となる2022年はどうだったのでしょうか?

 FIRE5年目、2022年の生活費 

家計簿(Tochi負担分のみ)のまとめが以下です。

2022年の毎月の出費グラフ

食費はTochi負担なのですが、大体月に5-6万程度の様です。コスパは気になる方ですが、FIREしているからと言って特に節約を意識はしていません。恐らく2人と犬1匹にしてはやや多目ですが、これはたまに行く外食が影響しているのではないかと思います。

去年は散歩のお供におやつを買うのが癖づいてしまったのですが、意外にも例年とさほど差がありませんでした。

雑貨はほぼAmazonです。以下のような物を買いました。

 1月:フライパンセット、トースター、タオルなど

 3月:点鼻薬

 4月:電動ヘッドスパ

 12月:犬の病院

生活に必要なものばかりで特にムダ使いは無かったようです。

一昨年は米株で大儲けして散財しましたが、去年は逆に含み損が凄いことになっていたことで散財する気が全く起きませんでした(でも今年はバイクを買いたい!)

次に、これまで5年間の推移をまとめてみました。

FIRE5年間の生活費まとめ

大体年間100万円ちょいで生活できているようです。高かったのは株の儲けで散財した一昨年の年間140万円。昨年(2022年)は年間103.8万円と、5年間で一番お金を使わなかった様です。

5年間の平均は年間116.6万円でした。食費は月に5.7万円。

時給1,000円のバイトなら月に100時間程度働けば稼げてしまいます。もしくは、2%配当の株を6,000万円保有しても同等。完全FIREは難しくとも、サイドFIRE(軽労働+投資)であれば比較的簡単に達成できそうです。持ち家であれば尚更。これであればサラリーマンが苦手な人はサイドFIREによるアーリーリタイアを検討するのはある意味必然と言えるのかも知れません。

また、昨年は家計簿の総額などは全く気にしていませんでした。今になって初めてまとめたので、「きっと高くなってるんだろうな~」と予想していたのですが、意外にも最安。

これはもう家計簿を付ける意味はほとんどないと言えそうです。地味に面倒くさい(溜まったレシートの山を眺めるのがしんどい)し、口座資金だけ確認しておけば家計簿まで付けなくても良さそうですね… 😌 そろそろ辞めるかな

 FIRE、生活費以外の費用は? 

ここに載せている以外にも個人的な出費、

 ・所得税、住民税

 ・国民年金

 ・健康保険

 ・奨学金の返済

等があり、例えばFIRE2年目の2019年は40万円ほどの出費になりました。

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ただ収入がなければ税金は非常に少なく済むでしょうし、健康保険も安くなります。国民年金は1人20万円程度ですが、こちらも免除申請が可能です。よって、持ち家で殆ど収入がなければ2人でも年間200万円もあればのうのうと生きていける計算になります。

20年で4,000万円、40年なら8,000万円。(*子供が欲しけりゃ最低+1,500万?)

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 FIREって幸せ?不幸せ? 

Tochiの場合は、鬱で仕事の継続が不可能になったことでFIRE生活を開始するという、極めて後ろ向きなFIREのスタートでした。

実際、最初の1-2年は昼に出歩くのが恥ずかしく、出かけるとしたら夕方以降、元気に成り切れていなかったこともあって昼間は寝ていることが多かったです。嫌な仕事をしなくていいので不幸では全くない、むしろその事自体はとても嬉しいけど、幸せだと人様に胸を張って言える様な状況だとは全く思えていませんでした。

それが5年も経った今では無職である事にもすっかり慣れ、出歩くのが恥ずかしいとか、他人に無職だとバレるかも知れないと気になる様なことはほぼなくなりました(笑)

そして、これまで40年以上の生活の中でも稀に見るほど多くの場面で幸せだと感じます。

一体何故なのか?

人にもよるでしょうが、Tochiが幸せを意識するのは、必ずしも何か特別なことをした時という訳ではなく、ほとんどが日常のふとした場面です。気持ちよさそうに寝ているわんこを眺めているときや、美味しいご飯を皆んなで食べている時など。

共通項は、ポジティブな影響を与えてくれる誰か(何か)と一緒にいる時です。

だとすれば、幸不幸はFIREか否かで決まる訳ではなく、不幸があるかないか、幸せをくれる誰か(何か)と一緒にいるかどうかで決まるという事なのかも知れません。

ヒトは自分のことを直接見ることが出来ないので、(自分を映す鏡として)幸せな近親者を見ることで、自分の幸せを間接的に感じ取る、「共感による幸せ」が一番容易だということなのか。

えっ、アタリマエ?😳 んなの習ってねーし!

脳汁(オキシトシン)ぶしゃーっ!

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コメント

  1. 一読者 より:

    >>ヒトは自分のことを直接見ることが出来ないので、(自分を映す鏡として)幸せな近親者を見ることで、自分の幸せを間接的に感じ取る、「共感による幸せ」が一番容易だということなのか。
    →なかなか独身者を地獄に突き落としますね(笑)
    しかし,当たり前ですが基本の生活コストが低いことはFIREするのには最高の武器になりますね。私は家族持ちですが,物欲にまみれ分不相応な住宅を買い巨額の住宅ローンを負った結果,金融資産は40代後半で○億円に達しましたが,未だ経済的自立(FIRE)を達成できず。
    お金を増やしたり,節約を学ぶよりも先に禅寺で修行する方が早いかも知れませんね…

    • Tochi より:

      >なかなか独身者を地獄に突き落としますね(笑)
      独身でも同僚や友だちを鏡にする線もありますし、険悪な近親者の場合は居るほうがむしろ地獄という線も(笑)

      >40代後半で○億円に達しましたが,未だ経済的自立(FIRE)を達成できず。
      すごっ!
      もはやFIREなんて言う言葉遊びが何の意味もないレベルに到達されている様ですね。
      自分は(意図せず)欲求がどんどん減ってしまっているので、逆に欲求を追求した先に見える景色にとても興味があります!
      案外、禅寺と似た景色なのか、はたまた違うのか!?