40歳からの妊活。自宅エコーで胎児の生存チェックをしてみた!(エンジェルサウンズ&ポケマム)

*妊活に関する男性視点での露骨な表現が含まれますので苦手な方はここで閉じて下さい。

 

我が家は40歳を超えるくらいになってPuchi(パートナー)の意向で妊活が始まった。これまでの成績は2年で2度の妊娠、2度の流産(8週10週であった。

現在は3年目に突入し、高齢で頻発して流産の主要因となる染色体数の異常(モノソミー、トリソミー)対策として移植前に胚盤胞の染色体数検査(PGT-A; Preimplantation Genetic Testing for Aneuploidy)を行い、移植した正倍数性胚盤胞で3度目の妊娠中である。

 

しかし、これまで流産しか経験してこなかった事もあってか、胎児がちゃんと生きているのかが気になって仕方がない。そこで、自宅で出来るエコーで生存確認をやってみることにした!

 

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 自宅でエコーのセットアップ 

 

 エンジェルサウンズ(AngelSounds) 

まずは、超音波ドップラー法で胎児の心拍を聴くエンジェルサウンズ(AngelSounds)を試してみた。せっかくなので聞くだけではなく、録音もできる機種である<PR>「エンジェルサウンズ JPD-100S mini」を購入した。それ以前でも聞こえるらしいが、推奨は12週以降。

これでスマホで録音できるのかと思いきや、使っているAndroid スマホへの入力は通常のステレオラインケーブルである3極端子(モノラルは2極)ではなく4極端子である必要があり、<PR>「3極-4極 変換ケーブル」を介することで初めて録音が出来るようになった(下図)。

 

 

エンジェルサウンズの録音セットアップ

 

「イヤホン」及び「Mini USB Type-b / ライン出力ケーブル(3極)」、「超音波ジェル(*写真には写っていない)」はAngelSoundsの付属品。別途購入した変換ケーブルでAndroid スマホに接続し、適当なアプリ(広告があるが無料でも使えるVoice Recorderを使用)で録音し、アプリの「share/send」でLINEに送る(共有する)ことでPC版のLINE経由でパソコンに保存している。

音声ファイルは「.aac」という個人的には馴染みのない形式だが、Windowsのフリーソフト、VLCメディアプレイヤー等で再生できた。

 

エンジェルサウンズは2度目の妊娠時に購入したのだが、何十分粘っても全く聞こえた試しがない。そしてノイズが酷すぎて耳が痛い。3度目の妊娠では11週の検診直後で確実に生きているはずのタイミングで試したのだが、やはりノイズばかりで全くわからない。仕方ないので12週まで待って再度チャレンジも同様。13週でもダメ・・

何度も「これ壊れてるんじゃね?」と思ったが、大きく左右にずらした位置では母体の腹部大動脈とおぼしき「シューンシューン」というゆっくりした拍動は聞こえるし(胎児の心拍ならもっと早い)、自分の心拍なら聞こえるので、胎児の心臓位置を上手く捉えられていないだけだと思われる。とにかく・・ムズい!

 

 

 ポケマム2(Pockemam2) 

これでは不安が募るばかりなので、より情報量の多いエコー動画が自宅で確認できる「ポケマム2」を追加でレンタルした(下図)。

 

 

「ポケマム2」購入は出来ず、1ヶ月ごとのサブスクレンタルのみ

 

超音波ジェルと充電器(USB Type-A / Micro USB Type-B接続)が付属品。専用タブレットが付属なのがポケマム1。ポケマム2はWifiでスマホやタブレット等にデーターを転送して専用のソフトで動画が見られる。取説取説動画もあるのでエンジェルサウンズよりも接続や保存が簡単だった。こちらも推奨は12週以降。

我が家ではiPad mini6に専用ソフトをインストールして録画し、iCloud経由でパソコンに保存した(.mp4 形式)。使用前に毎回 iPadのWifiをポケマム2の奴に切り替えるのが若干面倒(iPadの設定 > ネットワークからポケマム2のWifiを選択)。

 

初めてポケマムを使ったのは「妊娠 13週4日」だったのだが、使い始めてものの数秒で胎児が確認できた。良く動いている。心臓とおぼしき場所の動きも確認できた!ほとんど毎日観察しているが、コレなら直ぐに見つかる。

不思議なもので、あれほど苦戦していたエンジェルサウンズもポケマム2で居る場所がわかった事で容易に確認ができる様になった!(場所だけではなく角度も重要らしく、よく聞こえるポイントを探すには場所がわかってもなお数十秒はかかる)

 

 動画作成と初めて見た感想 

 

 音声と映像の合成 

エンジェルサウンズで心拍音声、ポケマムで無音の動画が撮れるようになったのだが、せっかくなので音声付きの動画を保存しておきたいところ。経験はなかったのだが、この機会に動画編集にもチャレンジしてみることにした!

編集ソフトは色々あるようだが、やりたいことは簡単な編集だけなので取りあえず無料で使える「Shotcut」を選択。心拍音声の「ザザッ」という大きなノイズがある部分をカットして動画と合成し、撮影週と撮影条件を表示した動画を作成してみた(下動画)。

 

 

【妊娠 13週4日】ポケマム2とエンジェルサウンズによる自宅で胎児エコー

 

右上が記録した位置の情報(*個人差・妊娠週数による違い有り)、左上がポケマム動画の撮影設定。動画と音声は別々に収録している物を合成しただけなので時間はズレている。1分15秒~では心臓らしき部位の動きも確認できる。

左端の「10~130」の数字が書いてある縦線がミリ単位のスケールバー。これを参考にすると、大体お腹の表面から5~10cmの深さに、頭頂~おしりの下部までで7.5cmくらいの胎児が居る様だ。

 

動画を見て初めてわかったこととしては、こんな週数でも胎児ってば結構動いていること。

これではエンジェルサウンズでピンポイントなのに動く心拍を検出できなかったのは無理もなかった様に思える。生存確認だけならポケマムだけで充分な気がするが、どうしても心拍も聞きたければポケマムで位置を確認した直後に同じ場所でエンジェルサウンズを使うのが良さそうだ。

 

そして、動画で動いている胎児を見られてTochiもPuchiもかなり嬉しかった。

(特にTochiは)これまで子供を授かったという実感がまるでなかったのだが、映像と音声だけでも胎児を確認できたことで少しだけ実感が湧いたというか、何か心に響くものがあった。心音を聞いていると何か落ち着く・・(これは違うか w)

 

 

胎動で生存確認が出来るのは大体18-20週以降らしいので、少なくともそれまではこの自宅エコーセットで安心感(と癒やし)を大量ゲットの予定!

 

 

(つづく・・)

 

 

== 24.12.3 追記 今後の生存確認動画 ==

念の為、少なくとも安定期と言われる16週まで身内には妊娠を黙っているつもりでいる。この為、生存確認動画は当面Youtubeでは非公開にし、このページの以下に適宜更新を追加予定でいる。

 

 

【妊娠 14週0日】ポケマム2とエンジェルサウンズによる自宅で胎児エコー

動いてるのを観察できるのが嬉しいらしく、朝晩のポケマムが日課に(笑)

 

 

【妊娠 15週0日】ポケマム2とエンジェルサウンズによる自宅で胎児エコー

ええっ!?「一週間 随分でかくなるんだ 胎児はなぁ」 とちを

 

 

【妊娠 16週0日】ポケマム2とエンジェルサウンズによる自宅で胎児エコー

初の安定期突入!Happy Luppy~♪

 

 

== 24.12.19 追記 今後の生存確認動画2 ==

ようやく安定期に入ったので身内にも妊娠を伝え、その後は生存確認動画をこちらのYoutubeに移行する予定でいる。ポケマムは今のところ2ヶ月レンタルする予定なので、順調に行けば21週頃までは動画が見られる様になるハズ。

さて果て、40歳超えの妊娠に(しかもパパは無職に)一体身内はどんな反応をするのだろうか・・

いや待て、そう言えば我々は結婚どころか事実婚すら解消したパートナーなどと表する単なる同居人だったな。ツッコミどころが多すぎてもう www

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