“S&P500 1month performance” 1ヶ月で見ると10月は絶好調でした(但し先月末に調整)。11月テーパリング開始観測や恒大集団問題を物ともせず、S&P500や仮想通貨は過去最高を更新しました。個人的にはエネルギー価格や不動産などのインフレが一向に収まる様子がないのがやや気にはなりますが、まあ米株は例年、年末年始は好調なようなので、暫くはこのままイケイケな状態が続くことを期待しております。
パウエル米FRB議長は相変わらず「インフレ圧力は供給のボトルネックが開始すれば緩和する」とインフレは一時的との見方を維持しながらも、「深刻な高インフレリスクが見えるようなら、連銀は金利を引き上げる」とインフレの長期化の可能性を懸念しているかのような発言も見られました。
長期金利は8月以降上昇傾向に転じ、FedWatchによると、来年6月には0.25%利上げの折り込みが45.8%と現状維持の34.4%よりも高水準になっております。
米株トレードの損益
先月の米株損益は+12,194$でした。
分配金でVOOを追加しました。また、TQQQの手動ループイフダンの15%下落で購入していた分が元に戻したので機械的に利確しました。
ポートフォリオの変化は以下です(購入比率)。
円グラフの赤枠:レバレッジ型ETF
QQQ(ナスダック100ETF):長期投資メイン
VOO(S&P500ETF):長期投資サブ
TQQQ(ナスダック100ETFブル3倍):手動ループイフダン
FAS(金融ETFブル3倍):長期金利上昇ヘッジ
TQQQ利確の利益でQQQないしはVOOを追加しようかとも考えたのですが、イマイチ今後の方針が定まっていないので放置しています。具体的には、米国増配株式ETF(VIG)や中国を除くMSCI新興国ETF(EMXC)などを混ぜてもいい気がしているのですが、(面倒くさくて・・)決めかねております。
2021年の損益(含み損益)の推移
確定損益と含み損益を可視化するため、2019年からグラフを作っています。数字の単位は万円(米株は100$)で、FXとCFD、米株の結果を表示しています。
月末にCFDのS&P500ロングの自動ループイフダンを倍増しました(ポジ幅を半分にして、利確幅は変えず)。今月は+23万円と絶好調です。リスクが高くなりすぎるので、今の所倍増するのは年末までの予定です。
米株は確定利益、含み益共に過去最高を更新中です!
含み益の大半はFAS(金融ETFブル3倍)ですが、利上げという事実が出る前に売り抜けたいので、今の所は来年の中頃になる見込みです。ただ、もし利確すると一気に数百万円の税金が発生しそうなことが今から恐怖です・・。
儲かってるなら別にいい様な気がしていましたが、利益はドルですが税金は円口座から回収されるため、生活費がいきなり数百万円減ることになります(SBI証券の場合)。複利で運用したいので円転するのも嫌なので、そうなると利確する度に生活費が減って苦しくなるという妙な現象が生じてしまいます。
個人的には、円が増えたわけでもないのに円で税金が徴収されるとか何ともオカシナ気がしますので、利益を円転して始めて税金を徴収してくれる仕組みに変えてくれると有り難いのですが・・(結果:せや、ドルのまま運用して円転しないで海外に移住しよ!)。
ちなみに2020年までは以下(裁量FXのみ、単位は千円)。
2020年はコロナ禍で米国が大幅な利下げと金融緩和をしたことから3月からドル売りで仕掛けていたのですが、なかなか進まないドル安に我慢しきれず両建てにしたところで急激にドル安が進行、レスキュー不可能と判断し5月末に敢え無く巨額ロスカットとなりました。その後は年末に進んだドル安で何とか利益を伸ばすことができました。
2019年は年始から300万近くの含み損を抱え、解消できないまま年末まで行ってしまったので節税のために損切り。それだけ損切ってもなお500万円ほどは利益が出たので大成功の部類です。
その他の投資録(IPO・BTC)
2021年 +112万円
2020年 +50.3万円
2019年 +15.5万円
2018年 +18.1万円
2017年 +68.4万円
2015年 +28万円