Tochi家族は2021年くらいから「長期的に考えれば賃貸よりも買った方が得なんじゃない?」と家の購入を考え始め、色々調べた結果、「少なくとも資産価値が低下しにくい様な人気エリアの不動産を買うと今の賃貸よりも毎月の支払いが随分増えそう」という理由で一旦は購入を見送りました。
その後、今の賃貸には色々と不満を感じるし、無職なのに資産が増えてるし、レスなのに家族も増えそうなので2024年から再び購入(ないしは新しい賃貸)の検討を開始しました。

しかーし、つい先日の家族会議で再び購入を断念!(笑)
賃貸はまだ探していますが、今のアパートは駅から遠いせいか設備が良い割に安いので恐らく当分は現状維持になりそうな感じです。
え、どして?
そんなんで将来&老後はどうするつもりなの!?
購入断念の理由
① 高額のローンが怖い!
購入ともなると高額なので将来的な資産性を考慮せざるを得ず、郊外でもむしろ人口が増えている様なある程度人気エリアの物件を買うつもりでした。すると中古の狭小住宅でも4-5千万くらいとバカ高い!
この位なら何とか現金でも支払えますが、今ある現金は投資に回した方がトータルの期待値が高いので住宅ローンを活用して購入するつもりでした。もし仮に今後金利が爆発しても現金があるので繰り上げ返済すればいいだけだから何とかなるでしょーというアイデアです。
しかし、このローンがPuchi(パートナー)的には非常に怖いとのこと。「仕事も日本も将来がどうなるかよくわからない状態で大きな借金を背負いたくない」とのこと。
・・まぁ、確かにネ。
それでも例えばTochiが働いているとか、現金一括で払っても有り余るほどの資産がある様ならばきっと話は違っていたのでしょうが、残念ながらそうではありません。何せTochiは無職だし、Puchiもリストラばっかりやってる外資系なので、いつダブル無職になるかわかりません。
しかも現在の自公政権は特にコロナ騒動以降、完全にシルバー民主主義へと舵を切っていますし、国家財政において最大の支出である社会保障の急拡大を食い止めようとしている唯一の政党である「維新」は先の選挙で大敗し、自公よりも更に酷いシルバー民主主義を掲げる立憲民主が大勝と、未来に対する国民の危機感はオカモトのコン◯ーム並の薄さ。団塊世代の全員が後期高齢者となって社会保障支出が急増する2025年問題を迎えているというのに、まさかこんな状況だとは落胆を通り越してもはや恐怖を感じるレベルです。
とは言えこれが日本の民意な訳で、だとすれば今後も今の高齢者「だけ」を過剰に優遇するために増税とインフレによって国民総貧困国へと突き進む未来しか見えません。しかも少子高齢化が進む中でこんなシステムをいつまでも維持することは原理的に不可能なので、少なくとも団塊Jr世代以降はこの恩恵に預かれる望みは極めて薄く、ただただ搾取されまくった挙げ句にぶち捨てられるだけの公算が非常に高いという、正にお先真っ暗 Hell Japan!
って、コレ余りにも酷すぎてちょっと笑えないレベルなんだよなぁ・・
と、こんな現状認識であるにも関わらず今から4-5千万円の借金を負うなんて「余りにもリスクが高すぎる」と感じるPuchiの方がむしろ正常な感覚なのかも知れないと思うに至りました。
② 海外移住も結構アリ?
社会保障をムリクリ維持するために国民をすり潰す!?まるで集団自殺コントを実演しているかの如くの日本。とは言え必ずしもいつまでもこんな悪趣味なギャグに付き合う必要はありません。母国がダメになるなら昨今流行りの移民に、自分がなればいいだけの話です。
もしTochiが独り身であるならば、頃合いを見てサクッと東南アジアあたりに逃亡する事でしょう。でも現実には日本で仕事をしているPuchiがいるし、子供も出来そう。そうなると海外移住も現実的には相当に難しくなるだろうと考えていました。だったらもう日本に家を買うのもありなのかなー、と。
これも家族会議で話してみると、Puchiの今の職場はそう長くは保たなそうだとのことで、とは言え今の好条件は捨てがたいので、クビになるか日本ブランチが閉鎖されたタイミングをみて海外移住するのがいいのではないかとのこと。本当に移住するなら遅くとも子供が中学生になる前までの時期がいい気がしますが、今の職場は各国ブランチが次々と閉鎖&アウトソーシング化され、アジアの拠点はマレーシアやインドに集約しつつあるし、日本は経済大国とは言え成長が見込めないため削減対象国だろうというのがPuchiの見立ての様です。まぁ、こういう見立ては(往々にして決定権のある誰かの気分次第なので)良くも悪くもアテにならない気はしますが、少なくとも普段は超臆病なPuchiが移住にだけは前向きなことには正直驚きました。
であるならば、今更日本に家を買っている場合ではなさそうです。移住したら貸し出すか倉庫にするのもありっちゃありな気はしますが、とは言え今後10年とかしか住まない可能性があるのであれば、高額なローンを組むというリスクを抱えるよりは素直にこのまま賃貸に住んだ方がよっぽど合理的な気がします。まぁ、仮に結果として移住を選ばなかったとしても、そう決めた時にまた買うかどうかをその時の状況に応じて決めればいいだけの話かと。
なお、将来の郊外は通勤時間よりも「そこで生活が完結して楽しめる街」が人気になるのかも?
将来と老後?
という訳で、明確な将来や老後のイメージは未だに全くありません(笑)
むしろ、出たとこ勝負で臨機応変に動ける様にするためになるべく身軽に生きようと決めた感じ。
どこの国なのかー、言語は何なのかー
未来がどうなるのか全く分からないのは不安ではありますが、逆に分かってしまったら詰まらなくもあります。「未来が見通せない事を不安と取るか、楽しそうだと捉えるのか?」この考え方の違いが、今後急激に変化せざるを得ないであろう未来を生き抜けるかどうかの分水嶺になる様な気がします。
何にしても、自分が変えられるのは自分のことだけ。
だったらせめてもう少しポジティブな性格になりたいもんだナァー
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